ギドラの巣「新」映像作品掲示板
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2025/07/13 (Sun) 16:46:08
ついに始まりました、NHK4Kの「ウルトラマン」。
驚いたことに「ウルトラマン前夜祭ウルトラマン誕生」から放送してくれました。
「ウルトラQ」最終話「あけてくれ」の代わりに放送された中継録画のライブショーです。
新番組「ウルトラマン」の告知番組で、舞台上でウルトラマンと怪獣たちがグダグダのアクションを繰り広げます。
科特隊の面々も出演。さらには円谷英二監督も舞台に上がって、当時人気のお笑いトリオ、ナンセンストリオと絡んだりします。
急遽企画された番組ということで演出の実相寺昭雄さんも著書の中で恨み節を書いていました。
4Kリマスターということですが、もともとがブラウン管に再生したビデオ映像を16ミリフィルムで撮影したものが原版なので、さほど高画質ではありませんし白黒です。
4Kの威力がどこに出ているかと、2016年にTBS-1で放送されたものをチェックしてみると、ビデオ起因のノイズやフィルムについたゴミノイズが見受けられました。
4Kではそんなノイズがキレイに消されているようです。
解像度は大したことないです。大画面で見比べれば解像度もよくなっているのかもしれませんが、当時のブラウン管モニターの限界ですね。
そして、「ウルトラマン」本編です。
BS4Kのウルトラシリーズ放送は、金曜に2話連続、そして土曜、日曜に一話ずつ再放送します。
7月11日には第1話「ウルトラ作戦第一号」の放送もありました。
4Kリマスターすげーです。
「ウルトラQ」は35ミリ製作だったので、4Kになれば解像度がはっきり上がることがわかります。
しかし、「ウルトラマン」は16ミリ製作(特撮カットだけは35ミリで撮影、合成などの処理ののち16ミリに下げて本編カットと合わせたそうな)なので、
4Kの効果がどのぐらい出るのだろうと興味津々でした。
一通り見て、う~ん、キレイになったなぁなんて思いつつ、
かつてWOWOWで放送したHD版のディスクを掘り出してチェック再生してみました。
このHD版も、当時びっくりするほどキレイだったと覚えていたのですが・・・。
なんということでしょう、HD版は4K版に比べるとノイズ多く発色悪く解像度低く、まるで古い劣化フィルムのようでした。
セルソフトのHDは2.0と謳っていて、放送用HDよりはキレイなのでしょうけれど、4Kがここまで高画質となるといまさらHDソフトなんか買う気にはなりません。
また4KウルトラはHDR仕様なので、明暗のダイナミックレンジが広く、光学作画合成の光の強弱がよく表現されていて、ベムラーの熱線の細かい明暗がよく見えます。
これからの放送が楽しみです。
(東宝さん、特撮4KソフトがSDR仕様とはあんまりだ。4KはHDRにしてください)
Re: ウルトラマン4K!! - 海軍大臣 (男性)
2025/07/13 (Sun) 17:18:16
「ウルトラマン前夜祭ウルトラマン誕生」まで4Kレストア化された画像で見ることが出来て、長生きはするものだと感慨に耽る一方で、明瞭化してしまった分、色んなことが目に入っちゃいます。
以前から噂のあった「アントラー問題」ですが、よくよく確認したら、本当にスーツアクターがキグルミの胴体部分を前後逆に装着しているのがアリアリと判っちゃて…あれじゃ演者も歩きにくかった筈。そりゃ、実相寺監督がテロップから御自身の名前を外すのも判るような…。
あと以前にVTRで観た際に、登場時のバルタンの首が妙に傾いでいて、その時は偶々キグルミがフィットしていなかっただけかな?ぐらいにしか思わなかったのですが、今度の放送だと最後まで首を傾けたままだった様子。何かのダメージを修復しないままの登壇だったのかと気になってしまいました。
それでも綺麗すぎる画像で見るシリーズ本編は実に楽しみです。