ギドラの巣「新」映像作品掲示板
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急報! - 海軍大臣 (男性)
2019/11/10 (Sun) 07:04:22
ついに出ました! 浅野詠子 著「彫刻家 浅野孟府の時代 1900~1984 」(発行:批評社)!
あの利光貞三さんの師匠であり、特撮美術スタッフとして円谷英二と史上初めてタッグを組んだ重要人物でもあります。
著作中には【ハワイ・マレー沖海戦】についても触れられていて、是非是非お勧めの一作となっています。
2019/11/17 (Sun) 16:29:11
入手しました。
そして目次をめくってのけぞりました。
「第7話独立プロの時代と浅野兄弟」の中に、
「回想、1942年の『ラーマーヤナ』」という項目を見つけたのです。そのくだりだけ読みました!
2003年7月、CSのチャンネルNECOの廿世紀シネマライブラリーという企画で幻の特撮映画として人形劇映画『ラーマーヤナ』が放送されました。
製作年・スタッフ一切不明という触れ込みでした。
オープニングに東宝マークが出るので東宝製作ということはわかります。その東宝マークの下には
「トウホウカブシキガイシャ」とカタカナで左から右へ表示されていたで、
ひょっとすると戦後の作品か?とも思いましたが戦中だとしても横書き表示にはその方向に決まりはありませんから、
多くは右から左に書きましたが、左から右へ表示するものもあります。
というのは余談として、作品を見るとミニチュア・合成、さらに人形が演じる人物(人間や猿)に対して巨人を人間が着ぐるみを着て演じているあたり、
もちろん東宝製作ということも鑑みれば円谷英二によるものではないのか、と疑っていました。
それが、この「浅野孟府の時代」を読むと、1942年の作品であり、当時特技課にいた川内康範氏がシナリオを書き、もちろん円谷英二の手による作品であることが明らかにされていました。
人形製作は浅野孟府氏とのこと。
川内康範氏の述懐は2013年出版の書籍に出てくるそうな。
少しずつでもいろんなことが明らかになってくるもんです。
全体を読むのが楽しみな本であります!
人形劇映画『ラーマーヤナ』