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ギドラの巣「新」映像作品掲示板

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オキシジェン・デストロイヤーの扱いについて - なんじぇい (?)

2019/07/29 (Mon) 22:02:47

『キング・オブ・モンスターズ』でも問題となった、オキシジェン・デストロイヤーの扱いについてです。

少し前に『ゴジラVSデストロイア』でも問題となりましたが、私はデストロイアの時の方が扱いはずっとよかったとは思います。

まず、オキシジェン・デストロイヤーは人類の到達点であり、芹沢博士以外には作れないということをちゃんと踏襲していることです。
単なる米軍の新兵器とされた『KOM』と違い、『VSデストロイア』では伊集院博士が作れたのはミクロオキシゲンまでで、人類の科学力ではオキシジェン・デストロイヤーには到底及ばない、といった描かれ方をしています。

そして、私はバーニングゴジラがオキシジェン・デストロイヤーに耐えたことは設定上は問題ないのではないか、とは思いました。
というのも、あの時「今のゴジラにはオキシジェン・デストロイヤーさえも無力なのか……」という台詞があります。
あくまでも「今のゴジラ」なので、バーニングゴジラだから耐えられたということを示しており、少なくとも設定を無視してはいません。

一方、『VSデストロイア』でもダメだと思うところはあります。それはゴジラジュニアが、オキシジェン・デストロイヤーで溶けなかったことです(多分あの時は死んでいるんでしょうが)。設定から判断すれば、ゴジラジュニアは溶けるべきだったようには思います。
ただ、ジュニアもVSゴジラも死んでしまってはあまりに辛い結末になってしまいますし、ちょっと無理矢理解釈すれば、デストロイアの浴びせた光線は一瞬だったので溶けるまではいかなかったのだ、とは言えますが。

Re: オキシジェン・デストロイヤーの扱いについて 殿様ギドラ (男性)  URL

2019/07/31 (Wed) 19:36:24

 どうもどうも、そりゃあもう、『vsデストロイア』でのオキシジェン・デストロイヤーのほうがずっと納得できる形で登場しています。
怪獣デストロイアがどうやってオキシジェン・デストロイヤーを発生させ得たのかは不明ですが、怪獣の能力については説明できないほうがいいです。

 以前書きましたが、私も最初に見たときはゴジラが最期の時に唯一の弱点とされたオキシジェン・デストロイヤーを克服したのだという展開に喜んだクチです。

 それでも問題があるな、と思うようになったのは、劇中世界での蓋然性としてデストロイアがオキシジェン・デストロイヤーを作り出したことには問題がないとして、
では、表現として正しかったかと考えると、
第一作『ゴジラ』でオキシジェン・デストロイヤーが果たした表現上の役割を損なうことになりはしないかと気がついたからでした。

 水爆でも死なないゴジラ、というのは、事実上不死身という表現であり、それは大自然の人智を越えた力を象徴する存在と考えられます。
 そんなゴジラを、まったく謎の究極の科学力オキシジェン・デストロイヤーが滅ぼしてしまう。
そこに、科学の誤用ですべて(大自然・宇宙)を壊す可能性がある、という表現を読み取れます。

 そんなオキシジェン・デストロイヤーにも耐える存在が出てきてしまうのは、むむむむ、となってしまいます。

 明確に誤りだとまでは言えないのですが、ミクロオキシゲン止まりにしておいても良かったんじゃないかと思うところもあります。
いやしかし、ゴジラが死んでしまうという、いわば掟破りをやってしまったのですから、最期にゴジラが真に無敵になって死んでいくというのもゴジラファンにとっては冥土の土産と言えるのじゃないかとも思うんですよね。

Re: オキシジェン・デストロイヤーの扱いについて - エクセルシオール (男性)

2019/08/14 (Wed) 11:25:28

 『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ』におけるオキシジェンデストロイヤーの扱いは後述するように噴飯物であり、『ゴジラVSデストロイア』の方が圧倒的によかったと私も思います。

 『キング・オブ・モンスターズ』(以下「本作品」と称す)におけるオキシジェンデストロイヤーは設定上もストーリー展開上も、テーマ性に関してもすべて駄目だと言ってよいでしょう。
 まず、オキシジェンデストロイヤーというものは『ゴジラ(1954)』で示されていたように世界を滅ぼす悪魔の発明です。芹沢大助博士がゴジラの惨禍を目の当たりにしながらその使用を拒否していたのは、「もしこの兵器の存在が明らかとなれば世界の為政者たちは絶対にそれを手に入れようとする。そして核兵器以上、ゴジラ以上の惨劇を世界にもたらす」からでした。
 ところが、本作品においてオキシジェンデストロイヤーは米軍の秘密兵器として脈略もなく唐突に登場し、いつだれが開発したのかも不明ですし、開発及び使用について何の葛藤も悩みもありません。
 また、その威力は監督によればオリジナルと同じだそうですが、それならゴジラは死亡消滅していないといけないはずです(宇宙怪獣のキングギドラはともかく)。ところが、ゴジラはダメージを受けただけで致命傷になっていない。見ている方は困惑しただけでした。

 性質が悪いのはオキシジェンデストロイヤーで倒れたゴジラを核兵器でよみがえらせたこと。核兵器の間接的肯定にしかみえないうえ、そのための出汁としてオキシジェンデストロイヤーを用いたわけですから二重によくない。
 結局、本作品におけるオキシジェンデストロイヤーは、第一作目で芹沢大助博士がゴジラを倒したことを「誤り」と考える監督の極端なゴジラ愛のためのご都合主義的なアイテムだったと言わざるを得ないでしょう。私は最悪の冒涜だと思っています。

 思うに、本作品にオキシジェンデストロイヤーなどいらなかったのです。単純にゴジラがキングギドラに敗れて海に沈んだことにすればよかっただけです。ところが、ドハティ監督はあえてそうせず、しかもインタビューでは「オキシジェンデストロイヤーがなければゴジラがキングギドラに勝っていた」とまで言っていました。何だかゴジラのために他の全てを踏み台にしている感がありますね。
 なお、ゴジラを復活させるために核兵器を使うことも不要でした。そんなのはモスラの超能力にでも頼ればすむことです。核兵器の使用はそれこそキングギドラに打ち込んだが全く効かなかったシーンを挿入した方が人間の無力さを明示できてよかったと思いますよ。


 余談。本作品の内容ではアメリカ合衆国がオキシジェンデストロイヤーを保有していることになります。とてつもなく怖い話のはずですが、どういうわけかこの点を疑問視する意見は少ない。もし多くの観客が「アメリカは(ロシアや中国と違って)悪いことはしないから問題なし」と考えているとしたらその不見識は犯罪レベルになってしまいますが。

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