ギドラの巣「新」映像作品掲示板 585796

ただいまゴジラ祭り開催中!

ただいまゴジラ祭り開催中!
 
 
 
         
             ギドラからのお願い
 レスを付けるときは、親記事の日付が現在より(一応)6ヶ月以内のものにして下さい。
 レスが付くとその記事がトップに上がってきます。
 あまり古い記事にレスを付けると親記事自体が持っていた流れが変わるので、
あとで読んだときに本来の前後関係が分からなくなります。
古い記事の内容について書きたいときは、該当記事の日付、タイトルを示した上で、
触れたい部分を引用するなどして、新規記事として投稿して下さると助かります。
 


毎年ゴジラを出せるか、ぬいぐるみで『-1.0』に勝てるか?

1:なんじぇい :

2025/04/04 (Fri) 16:26:05

ある程度の人数のゴジラファンが「欲を言えばアニメを繋ぎにせずに実写ゴジラ映画を毎年やってほしい」と発言してたのを聞いたことがあります。

正直アニメの出来が悲惨な上に世間でもそんなに評価されていないからというのもありそうですが、実写映画に限ればレジェンダリーでも3~4年ごと、国産ゴジラに至っては『シン・ゴジラ』→『ゴジラ-1.0』にまで7年が経過しており、2代目やVSが毎年ゴジラ映画を出していた事を経験した世代では実写ゴジラ映画に飢えるというのも無理からぬことではあります。
しかし現在邦画で毎年実写映画を出すコンテンツは私は知らず(洋画でも莫大な予算をかけているディズニーのアメコミ系しかなさそう)、コナンやドラえもんのようにアニメ映画にしないと毎年出すことは今は難しいのではないかと思います。

またぬいぐるみにすれば出せるという意見もありますが、「着ぐるみで『ゴジラ-1.0』に匹敵する映像クオリティを出せるわけがない、アカデミー賞を貰ったんだし宣伝にもなったんだからCGで良いだろう」と否定的な意見も多く、これは私も分からないことですが、知る限りではぬいぐるみ特撮で映像クオリティに限れば『ゴジラ-1.0』に比肩できる怪獣特撮は正直見たことがない……と考えてしまいます。
『シン・ゴジラ』のCGには映像クオリティでは十分勝てると思いますが。

仮にぬいぐるみでゴジラ映画を作っても、『ゴジラ-1.0』に映像クオリティに比肩できないならぬいぐるみでゴジラ映画を作ったり、毎年ゴジラ映画にするのも厳しいのではないか、また縫いぐるみ特撮でゴジラ映画をするにはノスタルジーに浸るのではなく、ゴジラ-1.0に負けないクオリティにしないと無理だろうなというのも事実だと思います。


というわけで、ぬいぐるみにすればゴジラ映画を毎年出来るとして、映像のクオリティを落としてでもやるべきなのでしょうか。
あるいはぬいぐるみ特撮で『ゴジラ-1.0』に比肩する映像クオリティを出すことは可能だと思われるでしょうか。
2:殿様ギドラ:

2025/04/05 (Sat) 17:11:31

 大前提として、『ゴジラ-1.0』の映像クオリティをどう見るかは判断が分かれます。
以前も書きましたので理由までは繰り返しませんけれど、私はヒクイチのスペクタクルシーンをさほどハイクオリティとは思っていません。

 ということをお含み置きください。

 技術の使い方、工夫次第で着ぐるみ怪獣のほうがCG怪獣より効果を上げると思っていますし、これはミニチュアとCGを比べても同じです。
CGIが実用化されて以来、とりあえず何でも描けるCGを便利に使い過ぎた結果、着ぐるみであれミニチュア撮影であれ、物体(実体)を撮影する特殊技術開発が停滞したのがまずいと思っています。
しかしながら、映画の質を上げるための3要素、才能・時間・予算のバランスを考えた時、CG中心でも着ぐるみミニチュアでも、現在の邦画体制で毎年世界標準をクリアした映像のゴジラ映画を作れるとは思えません。
 そして、クオリティを落としてまでゴジラ映画を作る必要は無いと考えます。

 じっくり練った企画で、世界市場に向けた予算規模で、3年か5年に一本日本のゴジラ映画を作ることが出来ればいいのですが、先に挙げた3要素のうち、ゴジラ映画を作る才能を見つけるのが先決です。
作れば良いってものではありませんから。

と言いつつ、ファンを育てるためには一年に一本ぐらいはゴジラ映画、怪獣映画があったほうがいいとも思います。
これは子供たちのためです。子供にとっての一年は長いです。

 ゴジラ戦略会議総体として、どうやらゴジラや怪獣映画の本質論を突き詰めていないらしいのもひっかかりますが。
3:エクセルシオール :

2025/04/06 (Sun) 15:12:53

 一応、テレビ特撮の御三家、ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊は尺の長短はありますが、毎年劇場版を作っています(これらの三つはCGも使っていますが着ぐるみ特撮が基本です)。それを思えば、東宝が毎年ゴジラ又はそれ以外の怪獣映画を製作公開することは不可能とまでは言えません。

 着ぐるみのゴジラでは『ゴジラ-1.0』のクオリティに匹敵する映像は作れないという意見に対しては、そもそも怪獣映画の映像クオリティとは何なのかという視点も必要と思われます。「生き物っぽく見えるか」という一点に絞っても、果たしてすべてがデジタルデータでしかないCGが、生きた人間が入って演じている着ぐるみと比べて、あらゆる意味で生物らしくみえるかというと、必ずしもそうは言えません(第一、CGが本当に完璧なら人間の役者が人間のキャラを演じる必要もなくなるのではないか)。「マイナゴジラが全ての点で中島春雄を凌駕している」と言い切れる人はそうはいないでしょう。

 私は着ぐるみにせよ、ストップモーションにせよ、それぞれの独自の良さがあり、ただ一つの物差しでその良し悪しを判断するべきではないと考えます。現在起きていることは各種の特撮技法を比較する公正で中立的な基準があるのではなく、圧倒的優位に立っているCGの中の最先端のものが全ての指標にされているだけではないかと思います。この基準によって作品を評価すれば結果は目に見えており、着ぐるみもストップモーションも最初から「負け役」を割り当てられている状態になるでしょう。

>ファンを育てるためには一年に一本ぐらいはゴジラ映画、怪獣映画があったほうがいい

 私も賛成です。かつて東宝は毎年のように特撮映画、怪獣映画を作っていました。しかし、今では何年間に一回しかない。これでは怪獣映画というジャンル自体が埋もれてしまいます。その意味では特撮通から小馬鹿にされ続けてきた東宝チャンピオンまつりには功績も多かったと思います。毎年、一定の時期には「もうゴジラの季節だな」と思ってもらえることは非常に重要です。
 毎年作っていれば出来不出来はあるでしょう。でも、ゴジラを知らない世代の子どもを4~5年単位で作り出していれば、いずれシリーズ自体が袋小路に陥ることになると考えます。
4:水戸李人 :

2025/04/06 (Sun) 18:52:33

 結論から言ってしまうと「クオリティを軽視してまで毎年ゴジラ映画をやる必要はない」と言えます
 なぜかというと、それをやって、毎年どころか、一年に三回も劇場版を公開していた東映の仮面ライダーシリーズが、ずさんなシナリオ、しょぼい映像の映画ばかりを作ったせいで、確実にブランドイメージを後退させたからです
 この辺、「春映画」という言葉で検索すればわかりますが……
 毎年公開していれば、ファンは喜ぶかもしれないが、「特別感」が薄れてしまうという危険もあります。
 むしろ、自分が考えるのは、賛否両論あれど、ゴジラが曲がりなりにも一時の不遇を脱して盛り上がってきた現状において、そろそろ東宝は「ゴジラ以外の怪獣映画」の復権を考えるべき時期ではないかと
 例えば、「去年はゴジラを公開したけど、今年はモスラの映画をやった。来年はラドンだ」とか。
 ゴジラだけにいろいろと背負わせすぎな気がします。
 私個人の欲を言うのであれば、「フランケンシュタイン対地底怪獣」「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」のリブート、もしくは「フランケンシュタイン」サーガ、とでも呼ぶべきものを、やってほしいなと
「フランケンシュタイン対地底怪獣」は、広島を舞台にした、多分唯一の特撮映画だと思うのですが、今の時代にこそ、掘り下げるべき部分があると思うのですよね

  • 名前: E-mail(省略可):
  • 画像:

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.