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ギドラの巣「新」映像作品掲示板

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ただいまゴジラ祭り開催中!
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礫か磯か 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/10/15 (Fri) 18:50:35

「ユリイカ」円谷英二監督特集、少しずつ読み進めています。

 そこで「あれ?」と思ったこと。
 佐藤利明さんの記事(大変興味深い内容でした)で円谷英二監督作品として『小唄磯鳥追お市』と記載されています。

ちょっと前にこんなブログを見つけていました。
https://bluemorpho.exblog.jp/15937568/
 ここでWikiにある『小唄礫 島追いお市』とは間違ったタイトルで、正しくは「小唄磯」であり、「鳥追い」だと主張されています。
確かに島追いというのは間違いですが、小唄磯なんてどこから出てきたんだろうと思いましたら、
「円谷英二 日本映画界に残した遺産」の作品リストに『小唄磯鳥追お市』と記載されています。(140ページ)
しかし私が持っているのは復刻版でありまして、正誤表がついています。
それによると『小唄磯鳥追お市』は間違いで、正しくは『小唄礫・鳥追お市』と訂正されているのです。
その他「円谷英二の映像世界」(2種とも)「写真集特技監督円谷英二」(2種とも)「定本円谷英二」での作品リストでも
『小唄礫鳥追お市』となっています。

 ネットでサーチしてみると当時のチラシなどもヒットします。

公開当時の映画館チラシ
https://carameltrips.hatenablog.com/entry/2018/03/19/235718

 正しいタイトルは『小唄礫 鳥追お市』ではないでしょうか?
もし「磯」が正しいとする上記ブログの主張が一部でまかり通っているとするとゆゆしき問題です。

Re: 礫か磯か - 海軍大臣 (男性)

2021/10/15 (Fri) 23:33:54

 仰られる通り『小唄礫 鳥追お市』が正式名称です。
昭和17年刊行の「東宝10年史抄」でも複数個所に題名が記されていますが、全て「礫」表記となっています。
「小唄磯島追お市」というトンデモ誤表記が最初に現れたのは、私の見る限りでは昭和36年発行の「キネマ旬報別冊 日本映画作品大鑑6」の170ページかと思います。
1973年の「円谷英二 日本映画界に残した遺産」編纂時に恐らくこの資料の題名をそのまま引き写したのが躓きの始まりだったのではないでしょうか。生誕100周年だったかに出た伝記本でも、わざわざルビまで入った誤記で記されていたのもあって吃驚しました。

ウルトラマンは半年で足りるのか? - エクセルシオール (男性)

2021/10/02 (Sat) 19:14:57

 今年も既に新しいウルトラマンシリーズが放送されています。その名も『ウルトラマントリガー』。この作品は1996年の作品『ウルトラマンティガ』の設定をベースにして、それに通常のウルトラマンシリーズの要素を盛り込んだ世界設定になっています。個人的にはもう何年も続いて飽きが来ていた「他のウルトラマンの力を借りて変身する」という設定がなくなったことはうれしいですね。また、トリガー自身は饒舌ではないのも悪くないです。

 ただ、心配なのは放送期間。ここ最近のウルトラマンシリーズは毎年7月に始まり12月に終わる2クール(6ヶ月)体制が続いています。だが、この放送期間は十分といえるのか疑問です。かつてのシリーズでは最低でも3クール(9ヶ月)から4クール(1年)というのが当たり前だったことを思えば、短すぎる観は否めません。
 実際、ようやく盛り上がってきた時に終わってしまったり、また、最後の方が消化不良になってしまったこともありました。前作『ウルトラマンZ』など好例で、「怪獣を殺すだけで問題の解決になるのか」「強すぎる力を人類が持つことは妥当なのか」といったテーマが十分に描き切れなかったと考えます。もしもあと1クールあればもう少し完成度の高い作品になったと思います。
 『トリガー』がどうなるかはまだ不明ですが、そろそろ放送期間の拡大を考慮すべきだと思いますね。第一、スーパー戦隊や仮面ライダーが1年なのにウルトラマンは半年というのは釈然としないものがあります。

 余談。『トリガー』のベースとなっている『ティガ』ですが、「M78星雲にある光の国から来た宇宙人」というウルトラマンの正統的基本設定を用いなかった点は議論のあるところですが、一つの作品としてはなかなかよくできたドラマだったと思います。そもそも16年ぶりに日本国内でのウルトラマンシリーズを復活させた功績は大ですし、初めて防衛チームに女性の隊長を登場させるなど進歩的な試みもありました。ガンダムにも「アナザーガンダム」(初代ガンダムと同一の世界設定や時間軸を用いない作品群のこと。1994年の『機動武闘伝Gガンダム』が最初の例)と呼ばれるものがあるのですから、ウルトラマンにも同様の「アナザーウルトラマン」という例外的ジャンルがあっても全否定されるべきことではないでしょう。

Re: ウルトラマンは半年で足りるのか? 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/10/03 (Sun) 17:24:01

「ウルトラマントリガー」、一応見ています。

 2クールで終わってしまうことの弊害として、子供達への刷り込みが足りなくなることもあるかもしれません。
週に一度習慣のように視聴しながら四季を通り抜けることで、ウルトラマンの記憶と自分の成長がリンクする、と言うといささか大げさですが、
一年続くほうがそれぞれのウルトラマンが深く心に刻まれるのは間違いないでしょう。

 今の子供達にとってウルトラマンがどんな立ち位置なのかわからないので、的外れな意見なのかもしれませんが。

 なぜ2クールで終わらせるのかと考えてみると、やはりウルトラは製作にお金がかかるんじゃないかと想像しています。
年に一つ新作を放送しようとすると、半年分の予算を計上するのが精一杯とか??
ただそのせいでストーリーが消化不良になっているとしたら改善の余地ありです。

 初めから2クールとわかっているなら、シリーズ構成のペース配分を最適化すればいいことではないかとも思います。
このごろのウルトラは、基本形が一話完結でもシリーズ全体を通した大枠のストーリーを持ち込むのが通例なので、全体構成をもっと練り上げることで2クールでも遺漏ない物語を描けるはずでは?

「ウルトラマンティガ」のTVシリーズはよく出来た作品だったと思っています。
(M78星雲からやってきた宇宙人ではないというところは、ウルトラマンと呼んでいいのか?と疑問には思います。ミラーマンやファイヤーマンはウルトラマンとは違う巨大ヒーローとして登場していたわけですし)
とはいえ「トリガー」がベースにしているのは、劇場映画『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』のようです。
この映画はTV放送時に初めて見たのですが、ウルトラマン同士が感情のもつれ(嫉妬?)で争う様子が見るに耐えず、途中で投げ出しました。
未だ最後まで見通してはいません。
なんで「ファイナル・オデッセイ」を下敷きにしたかなぁと白け気分です。
「ウルトラマントリガー」、特撮カットの工夫には楽しめる面もあるものの、ストーリーに関しては、むむむ。

Re: Re: ウルトラマンは半年で足りるのか? - 剣綾子 (男性)

2021/10/08 (Fri) 00:29:58

>なんで「ファイナル・オデッセイ」を下敷きにしたのかなあ

 「ウルトラマン同士の戦い」を描ける、悪のウルトラマンを出せる、からじゃないでしょうか
 ちょうどファイナル・オデッセイが制作されたぐらいの時期から「ヒーロー(ウルトラマン、仮面ライダー)対モンスター(怪獣、怪人)」っていう従来の物語のパターンに加えて「ヒーロー(ウルトラマン、仮面ライダー)対ヒーロー(ウルトラマン、仮面ライダー)」って物語パターンが採用されることが多くなっています
正義対悪に加えて正義対正義がよく描かれるようになった、とも言える。
 ファイナルオデッセイの前年に放送していたウルトラマンガイアでもガイアとアグルの対立が描かれていた
 平成仮面ライダーでもアギト以降は主人公の仮面ライダー対悪の仮面ライダーの対立もしくは正義の仮面ライダー同士だけどその考える正義の内容が違って対立、ってパターンが増えて行く
 その理由ってのは色々考えられるのでしょうが。
 確かなことはこの時代くらいから「ライダー同士の戦い」「ウルトラマン同士の戦い」を描いた方が「商業的に受ける」って時代になっていった、ってことだと思います。
 ライダーだと剣からカブトの時期が売上暗黒期になって電王でそういうのをかなり控えめにしたら回復し、以降何年かはあまり仮面ライダーを出さない作風でしたが、鎧武からテレビでもライダーバトルや悪の仮面ライダーがまた出る傾向になっています
 で、ニュージェネレーションウルトラマンって個人的な意見ですが、平成仮面ライダーの人気が出た部分を学んだ上でシリーズとして復活している
 ウルトラマンベリアルやウルトラマントレギアみたいなキャラクターは悪の仮面ライダーが人気や話を盛り上げたのを見た上でしょうし、人気声優をウルトラマンの声に起用してアニメ的なキャラクターを作るのは仮面ライダー電王のモモタロスたちイマジンの人気ってのからヒント貰っているように見える
 ウルトラマンゼロと一体化したレイトさんが宮野守の声でしゃべるとか、電王で主人公の良太郎がイマジンに憑依されるとイマジンの声優の声(関俊彦、鈴村健一、遊佐浩二)で話すってやつがもとでしょう
 トリガーも、東映特撮のライダーバトル的な絵面撮りたいからファイナル・オデッセイがベースなんじゃないでしょうかね。メイン監督の坂本監督も元々アメリカで
パワーレンジャー撮っていた人で、東映特撮よりな人

 私自身はヒーロー対ヒーローだろうがヒーロー対モンスターだろうが面白けりゃ構わないですが、トリガーはなんかつまらないですね
 理由は分からないですが

Re: ウルトラマンは半年で足りるのか? - エクセルシオール (男性)

2021/10/09 (Sat) 22:53:06

 『ファイナルオデッセイ』については映画館に観に行きましたが、正直なところ蛇足感があったことは否定できません。『ティガ』のテレビシリーズはよくできていたし、落ちもきちんとついていただけに続きを作る必要があったのかという疑問が拭えないからです(なお、世界設定を共有している『ダイナ』についても同じような気持ちになった。全く新しい設定でやった方がよかったと思う)。

>M78星雲からやってきた宇宙人ではないというところは、ウルトラマンと呼んでいいのか?と疑問には思います。

 確かにミラーマンやファイヤーマンのように別の巨大ヒーローでやる道もあったかもしれません。少し前に『グリッドマン』があり、一応の成功を収めていたのですし。
 「アナザーウルトラマン」も否定はしませんが、設定上の調整を図ることも可能だったと思います。例えば、M78星雲から来た宇宙人が超古代で闇の勢力と戦い勝利するものの力尽きて眠りについていたところを主人公と出会って復活するという展開ならうまく折衷ができたのではないでしょうか。

 『ティガ』にはいわゆるクトゥルー神話の要素が盛り込まれていることは有名ですが、この神話体系に登場する善なる神々は宇宙に本拠地があります。「星の戦士」という使いを派遣して邪神を打ち滅ぼす話もあり、なんとなくウルトラマン的なものもありました。そうであればなおさら従来の正統的設定を活かす道もあったのではないかと思います。

 なお、『ティガ』には初代ウルトラマンが登場したエピソードもありました。それは最終盤の第49話で半ばメタフィクションのような内容でした。初代ウルトラマンとティガが協力して怪獣を倒す展開で、初代が登場した時には「やっぱりこれこそがウルトラマン」と感動したものです。

Re: Re: ウルトラマンは半年で足りるのか? a (男性)

2021/10/11 (Mon) 21:45:13

 ウルトラマンには仮面ライダーにおける石ノ森章太郎のような原作者はいないのだから、「この設定ではウルトラマンとは呼べない」という論点はそこまで重要ではないのではないですか。ティガの世界のウルトラマンはティガの世界のウルトラマンであり、円谷がウルトラマンだと言えばウルトラマンでしょう。別にそれで誰かの尊厳を傷つけたわけでもなし
 むしろウルトラマンティガについて私が疑問に感じるのは、「超古代の光の巨人」「人間ウルトラマン」という従来と異なる設定を採用したわりに、それが話に活かされているようには見えないところかなあと。
 ゴジラファンの流刑囚という方がTwitterで「ウルトラマンティガはリアルタイムで見た時、昭和のウルトラマンの焼き直しとしか感じられなかった」と言っていたのですが、私もこの感想が出てくるのは無理ないと思います。
 ティガの話って確かに超古代絡みの話をやることもあるけど、全体としては
怪獣なり宇宙人による怪事件が発生する

防衛組織(ティガならばGUTS)が対処する

ウルトラマンが最後に現れる

一話完結
 っていう、昭和のウルトラマンとほぼ同じ話ばかり。
 これならあえて設定変えずに「M78星雲光の国から来た宇宙人」っていうウルトラマン像でも大差なかったのではないかと
 新しい設定にするのはともかく、それをするならば話もがらっと新しいものにしないと設定の意味がないのではないか
 平成仮面ライダーだと作品毎に違う仮面ライダーの設定はその仮面ライダーでしかできない物語にいかされていますし
 ただこういったことが言えるのは、ダイナ以降の平成ウルトラマン、クウガから始まる平成仮面ライダーの歴史を見てきたから故、ではあるのでしょうね
 ティガの時代にはまだまだ大規模なストーリー変革ってのは難しかったから、設定をちょこっと変えるにとどまった
 後の「ガイア」では二人の考え方の異なるウルトラマン同士の対立っていう連続ストーリーが展開されたり、「ネクサス」では「ウルトラマンに変身しない主人公の目線」「一話完結ではないストーリ」っていう挑戦がなされたりするなど、平成ウルトラマンも昭和からの発展を志向し続けた。ちなみに上で名前を紹介した流刑囚さんはネクサスを高く評価していました。
 ティガと異なり、ウルトラマンの新たな設定がストーリーに活かされていた好例はおそらく「ウルトラマンオーブ」でしょうね。従来の「光の国」と異なり、光の力を授ける「O-50 戦士の頂き」によって「ウルトラマンに選ばれた男」クレナイ・ガイ=オーブと「ウルトラマンに選ばれなかった男」ジャグラーの対立という縦軸はオーブならではのオリジナリティがあった
 

仮面ライダーヒストリアについて - 剣綾子 (男性)

2021/10/04 (Mon) 00:12:53

 10月二日にNHKBSプレミアムにおいて放送された「仮面ライダーヒストリア」がなかなかの良番組でした
 仮面ライダーがテレビで特集されるのはこれまでもよくありましたが、しばしば内容が「あのイケメン俳優もライダーを演じていた!」とか「CGを使ってこんなにすごい映像を作っている!」といった、極めて表面的な小ネタばかりを全面的に押し出すものばかりで、作品を論じるといったレベルに達した特集はまずなかった(私の見てきた限りでは)
 これはおそらく主にそういった特集をする事が多いテレビ朝日が「あまり小難しい話をすると視聴率がおちる」と考えているからではないでしょうか。
 その点、NHKの仮面ライダーヒストリアでは時代の変化が仮面ライダーシリーズの個々の作品にどんな影響を与えてきたか、って点を簡単ではあってもまとめていたのが良かったと感じました。NHKだからこそできることというか。
 絶対的な正義と悪の対立を描いていた昭和の仮面ライダー

 冷戦崩壊やオウム、911といった世界情勢の混沌を意識して、善悪がはっきりしなくなった世界観を表現した初期平成ライダー(クウガ、アギト、龍騎、555、剣)

 インターネットの一般化を迎え、人間の闇と戦う存在として仮面ライダーを規定したW以降の仮面ライダー

 という歴史観の提示。これ自体には異論ある方もいるでしょうが、こういうレベルの話をテレビで出したことには意味がある。
 「敵である怪人との共存という主題が平成ライダーでは問われるようになった」として「555、剣、カブト、キバ」を紹介したのも、作り手がきちんと番組を見て作品として論じようとする姿勢が感じられました。
 昨今では「NHKをぶっ壊す」と公言する政党が現れたり(まああの党のブーム去った感じしますけど)NHKの「公共放送」としてのあり方を否定する風潮ってのが強いですけど、今回の仮面ライダーヒストリアみたいに視聴率至上主義から距離をとった番組作りができるって点で、まだまだNHKの存在意義は否定してはならないと考えます。

 

Re: 仮面ライダーヒストリアについて 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/10/05 (Tue) 18:24:09

民放がタダなのに対して受像器さえ持っていれば受信料を徴収するというあたりで世間の風当たりが強いNHKですが、
スポンサーマネーを必要としない公共放送には間違いなく存在意義があります。

 トップの人事権を政府に握られていることでいろいろ圧力をかけられたりもするようですが、
現場のスタッフには気概を持つ人もいるでしょう。
 がんばれ!

Re: 仮面ライダーヒストリアについて 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/10/05 (Tue) 18:26:43

あ、修正です。
民放がタダ、と書きましたが、いまは有料放送の民放もあるので不正確な表現でした。
 地上波民放と言えばいいかな。

情報です - 海軍大臣 (男性)

2021/08/26 (Thu) 18:06:04

 9月27日発売もユリイカは、円谷英二監督の特集号です。
 珍しく、戦前期に重心を置いた編集だそうで、竹内博さん亡き後の、最新の円谷研究がどの線まで進んでいるのか、今から大変楽しみです。

Re: 情報です - a (男性)

2021/08/26 (Thu) 20:22:08

 ありがとうございます。海軍大臣さん

Re: 情報です 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/08/27 (Fri) 18:03:42

 おお、ひさびさの円谷英二本!
 未見作品に関する情報とか新事実の発見なんかがあると嬉しいです。

 国立映画アーカイブでの『かぐや姫』鑑賞チケットは本日発売開始でしたが、もう売り切れです。
 家族の制止を振り切って見に行ってやろうかなんて迷っていましたが、
万事休す。

 先日某新聞に『かぐや姫』に関する記事が載っていて、
かぐや姫登場シーンの多重合成だのミニチュアで嵐の中の船を描いているだのとしびれる記述がありました。
 歴史的な作品の発見なのですから、いっそテレビ放送してくれればいいのに・・。

Re: 情報です 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/09/27 (Mon) 18:35:14

 やられたー。
 本屋を回ってユリイカ円谷英二特集を探したけれど、一向に見つからず。
 ネット検索したら発売日が明日にずれたらしいことがわかりました。
 明日も書店に寄るってか!

Re: 情報です - 海軍大臣 (男性)

2021/09/27 (Mon) 22:03:39

私も知らずに3件まわっちゃいました(笑)。

Re: 情報です 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/09/28 (Tue) 20:10:39

 ユリイカ、ゲットだぜ!

白髪鬼~ショック! 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/09/25 (Sat) 19:05:55

 先日、エノケンの『孫悟空』がDVDソフトになっていることを知りました。
 DVDマガジン黒澤明に関連作として収録されていたのは知っていましたが、以前NHK BSで放送されたものをDVDに焼いて持っていましたので買うこともなかろうとスルーしていました。
しかし今回発売されたものは、その後発見されたフィルムをつないで復元してあるそうな。
 后篇冒頭の前篇あらすじを紹介する部分とのことでした。
 私が持っているNHK版でも、以前の放送にはついていなかった「后篇」というタイトルがついていたと記憶していたので、
はて前篇のあらすじはついていたっけな、と2004年に録画したディスクを引っ張り出して再生してみました。
 すると「后篇」のタイトルはありましたが、あらすじ紹介はありませんでした。
 うーーん、こりゃDVDを買うしかないかな-、なんでDVDなんだよ、ブルーレイで出せよ、なんて思いました。
 さて、懐かしいのでクライマックス部分も見てやろうかと思ってサーチで先へ進めると・・。
 うおっ、后篇ディスクの30分ぐらいのところから再生エラーが頻発して先へ進めません!
 2004年当時はDVD-Rもまだまだ高価で、安売りの無名メーカーのものを使ってしまったようです。
 慌てて同時期に録画したその他のレア円谷作品のディスクをチェック再生していくと・・・。

 あああ、『白髪鬼』(1949)も同じ現象が出ている!
どうやら放送時期も『孫悟空』に近くて同じ安物ディスクを使ってしまったようです。
 これは大失敗。
『白髪鬼』なんてDVD化されるとは思えません。
実際調べてみると、大昔にVHSソフトが出たっきりのようです。(それもすごいけど)
 記憶では、かなり凝った一人二役の合成カットや自動車が(谷底へ落ちる?)事故を起こすミニチュア特撮があったはずです。
 くっそーー、もう見られないのか!!
 ユーチューブにも見当たりません。

 安物ディスクを買ってはいけません。
 もっとのちにブルーレイでも似たような失敗をしています。
それなりに有名メーカーの製品でしたが、ダメなロットがあったらしく、ある時期に買った一群のディスクが数年後エラーまみれになっていました。これも安売りものでした。
 ここでお勧めメーカーを書きたい気もしますけれど、宣伝だと思われてもいけませんので、
ネット情報なんかを漁って信頼できる製品を探しておくのがいいでしょう。
 私は某P社、元M社、Nとも呼ばれていたメーカーのブルーレイを愛用しております。(宣伝じゃないって!)

 さてエノケンの『孫悟空』はセルソフトを買うことにしますけれど、
中村メイコさんによるとパートカラー作品だったとか。カラー部分は復元されていないか?
と思ってネットを検索してみたら、ユーチューブに謎のエノケン『孫悟空』前篇カラー版というのがアップされている!
 非常に発色が悪く色が不安定なので、カラー版の試作が行われたのであろうか。
そのフィルムがどこかに残っていた???
ありゃ、『白髪鬼』の話が少なすぎますね。

Re: 白髪鬼~ショック! - 海軍大臣 (男性)

2021/09/26 (Sun) 22:54:31

「白髪鬼」の件はお気の毒でした。貴重な作品の場合は、保存にも気を使わねばならないですね。 

 あと、カラー版「孫悟空」は未見ですが、以前やはりカラー化された「ハワイ・マレー沖海戦」の映像が流れていましたが、こちらは最近になってカラー化ソフトを使って作ったものだった様でした。
 実際に「孫悟空」のカラーパートが残っているのなら、是非観て見たいものですね。

Re: 白髪鬼~ショック! 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/09/27 (Mon) 18:25:55

 どうもです。
 いやもう参りました。
『白髪鬼』と同じDVDを使ったと思われる『虹男』ディスクはプレイヤーに認識すらされずです。
まあ『虹男』はその後ハイビジョン版をブルーレイに保存してあって事なきを得ました、と言いたいところですが、
それがダメBD-Rだったもので、見られないことはないまでも全編にわたっていわゆるメダカノイズが走ります。

と書いてみて、ふと不安になったのでくだんのディスクを再生してみましたら、中身がないと言われてしまいました!
劣化がさらに進んでまるで読み取り不能になってしまったようです。
 同じディスクにはハイビジョン版の『透明人間現わる』も収録してあったのです・・。トホホ。
『虹男』も『透明人間現わる』もセルソフトが出ていますからそれほどの損害ではありませんけれど、ハイビジョン版となると『透明人間現わる』に米盤があるだけか。

 安めの価格で売られているM社のブルーレイには気をつけろ!

『孫悟空』前篇のカラー版、アップロードした方は「カラー化」と書いているのですが、
デジタル技術でカラーライズしたものだとしたらもっと色味が安定するんじゃないかと思います。
 こんな感じなんですが、さて、これは一体なんでしょう?
 改めて見直すと、カラーライズソフトかなにかで自動で色を付けさせたものかもしれませんね。
検索したら后篇のカラー版もありました。

Re: 白髪鬼~ショック! - 海軍大臣 (男性)

2021/09/27 (Mon) 22:06:16

私が観た「ハワイ・マレー沖海戦」も、ちょうど同じ具合で、色パカ(?)の激しい不安定なものでした。
恐らく、同じ形式のカラーライズ用ソフトで着色したのじゃないかと思われます。

「鳥を見た」における城破壊シーンについて - エクセルシオール (男性)

2021/09/16 (Thu) 17:41:56

 ちょっと前に管理人さんが「『空の大怪獣ラドン』の未使用フィルムが『ウルトラQ』の第12話「鳥を見た」の城破壊シーンで用いられた可能性」に触れられていましたが、どうやらこの点に関しては特撮ファンの間でも意見が分かれているようです。

 第一の説は新撮説。つまりあのシーンは新たに撮られたものであるという見解です。「鳥を見た」においてはラルゲユウスによる都市破壊シーンは新しく撮影されていたのですが、今一つ出来が悪かったため使用されず、『ラドン』のフィルムを流用したと言われています。使用されなかった独自のフィルムのうち城を壊すところだけがかろうじて用いられたというわけです。
 確かに約10秒のシーンのみが新撮されたというのでは無理があっても、相当長いフィルムが存在しその一部のみが使われたと考えれば、あそこのみは新撮だったという見方には一定の説得力があります。

 第二の説は管理人さんも述べていた『空の大怪獣ラドン』の未使用フィルム使用説であり、ファンの間では一番人気がある説です。あれだけ『ラドン』のフィルムを流用しているのだから、あの部分も同じである可能性は低くないこと、また、なんとなく破壊の方向性とラルゲユウスの合成との間に違和感があること、短かったのはあれ以外のシーンにはラドンが映ってしまっていたからではないのか等々の推論から、この説もまた有望だと思います。
 
 第三の説は『三大怪獣地球最大の決戦』の未使用フィルム使用説でした。この映画にはキングギドラが松本城を襲撃するシーンがありましたが、このシーンを別アングルから映した未使用フィルムが使われたという見方です。確かに松本城っぽい感じもするので可能性はゼロではないでしょう。

 これらの説にはどれも一長一短な感じがしますが、どれであっても大変興味深いものがあります。勿論、これら以外のフィルム(例えば時代劇のスペクタクルシーン等)が使われた可能性もないとは言えません。今後何らかの形で真相が明らかになることを望みます。

 なお、「鳥を見た」についてはラルゲユウスが襲った城はどこなのか?という論点もあるそうです。これは「東京近辺にあんな立派な天守閣を持った城はないのではないか」という疑問から派生した話です。小田原城くらいまで足ならぬ翼を延ばしたのでしょうか。それとも「熱海城」かもしれませんね(ここは厳密には城ではないが)。
  

Re: 「鳥を見た」における城破壊シーンについて 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/09/16 (Thu) 18:59:16

 ありがとうございます。
 やはりみなさんいろいろ推理しているんですね。
 いやー、真実を知りたい!

学者や天才の取り扱いについて - なんじぇい (?)

2021/09/15 (Wed) 13:26:00

友人に論文をいくつも出している旧帝大院卒の数学者がいたので、「フィクションにおける学者は分かりやすい説明をすべきか」と聞いたら、「リアリティ重視なら数学者同士で話し合う場合は、一般人に分かりやすい言い方などは絶対にしない」と返ってきたことがありました。
当然知っている者同士の場合は、逆に世間的な難語を使った方がその人たち同士では分かりやすい(まともに喋ったら数百語以上かかるものが1語になる)上に、論理の正確性も重視するであろうから確かだと思いました。


では一般人に説明するシチュエーションではどうかとなると、「やっている事が大学院以上のレベルになると、積み上げを無視してなんでも一般人に分かりやすく説明できるはずだという考え自体が傲慢ではないだろうか。アルファベットしか知らない者に英検1級の授業が不可能なのと同じだ。仮に大学院修士号を超えるクラスのテーマになると、一般人とは7年以上の勉強期間の差が出てくる上に、その者たちはひたすら数学の勉強に打ち込んでいるためその程度の開きが出てくる。無論努力はするが、どうしようもないことは多々ある。できない事はできないと言う」と返ってきました。

私もかじったことがあるのでそうかもしれないとは思いました。


あまりに難解なテーマの場合はそもそもやるべきではないと言うことなのでしょうか。
またリアリティ重視なら、学者同士の会話では難語の羅列が避けられないのはどうしようもないのでしょうか。


ちなみにその人にゴジラSPの説明部分を見せてどうなんだと尋ねたら、学者同士の難語の羅列はあんなもん(ただ現実だとテーマが遥かに難解なのでもっとすごいらしい)だが、あの程度ならそもそもタネが単純なので例としては不適切であり、単に難しく見せようとして説明が下手くそなだけだと返ってきました。

Re: 学者や天才の取り扱いについて - a (?)

2021/09/15 (Wed) 18:08:13

 フィクションにおける「難しい説明」ってのは「理解できないけど面白い」って表現が最適なのではないですか
 「分かりやすい」と「面白い」は=ではなく、「分かりにくいが面白い」ってのもフィクションの役割としてあることは疑いがない。

 難しいことを分かりやすく表現することはできない以上、難しいことは難しいこととして描いてなおかつ面白くするしかない。ここで言う「面白い」には大衆文学的な面白さも純文学的な面白さも含みます。
 
 なお「ゴジラSP」についてですが、私は第一話で脱落しました。登場人物の演技がアニメみたいで非現実的だったせいで興味失せたせいかなあと感じています。

Re: 学者や天才の取り扱いについて 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/09/15 (Wed) 18:55:45

 ここでは映像作品限定の話として私の考えを書いてみます。小説となるといささか事情が違います。

 物語に説得力を持たせようとすればリアリズムと創作上の都合に折り合いをつけなければなりません。
 難しい理論を扱ったストーリーで、専門家同士のディスカッションを描くとしたら、その会話内容が観客に理解されないことを前提としてシーンを組み立てる必要があります。
ひとつの「作り」としては、専門の学者でなければわからない話をしているのだ、という表現をすることでしょう。
ただし、専門家が見たときには理解も納得も出来る正しさを持っていなければなりません。

 そして、理解するのが難しいアイディアを取り入れたストーリーを描くとしても、その「難しいアイディア」がどんな現象を実現するものなのかを描出することで最低限の説明になり得ます。
 4月23日に「ゴジラ S.P ここまでのこと」と題して投稿した記事で
「 第四話でかろうじて「アーキタイプ」なるものを映像も使って説明していましたがまったく不十分です。
光をどう扱うんだって?? 閉じ込めることも出来るとセリフで言っていたはずですが、映像では透明性を保ったままに見えました。
中に光の塊が見えていたような。閉じ込めてないじゃん。
 どんな性質の分子なのか、なにが出来るのか? 映像では手品のように分割して見せたり合体させたりいじってみせていましたが、もっと具体的な利用法を示さないとすごさは理解されません。
もちろん、実在しない不思議な物質ですからいろいろ使えるんだろうな、とは想像できますが、具体例を見せるべきだということです。
見ているのは学者ばかりではありません。」
と書いたのはそういう意味です。

 ただし、不思議な現象を素人には理解できない説明だけつけて投入しても多くの観客にはリアリティがあるのかないのか判断できないことになるでしょうから、
なんらかのアナロジーを用いてかみ砕いた説明を付ける必要はあるかと思います。
その場合、概念が正確には伝わらない危険はありますが、説明する姿勢を見せることでなんらかのリアリティを感じさせることが出来るでしょう。
それは素人相手に専門家が説明に難渋するというシーンになるでしょう。

(「ゴジラSP」でのゼリーを使った説明は専門家同士の話し合いではありましたが、アナロジーを使ってはいました。しかし、なにをどう例えていたかの説明が不足しすぎていて、観客を間違った解釈に誘導していたようです)

 私としては難しい理論を下敷きにしたアイディアを使ったっていいと思いますが、専門用語を並べて煙に巻くような作りにすべきではないと考えます。

(難しいことは難しいのであって簡単に説明出来ると思うのは間違いだという意見には大賛成です)

Re: 学者や天才の取り扱いについて - 海軍大臣 (男性)

2021/09/15 (Wed) 22:27:52

映画「日本沈没」で、専門知識を持たない政府関係者の前で小難しいテクニカルタームを羅列して論争を始めてしまった科学者たちに向けて、ブチ切れた鈴木瑞穂官房長官が「そんな難しい議論は後にしてくれ!」と一喝するシークエンスがありました。
当然専門家が使うであろう用語を会話場面に持ち込んで、如何にもそれらしいお膳立てをした上で、観客と同じ立ち位置にいる部外者の不満をぶつける、との筋書きが見事だったと感じます。
昨今はペダンチズムを取り入れる作風がSFアニメなどでは流行りみたいですが、こうした「お手本」を思い起こして欲しい気もしますね。

シン・仮面ライダー - なんじぇい (?)

2021/04/03 (Sat) 23:05:46

https://natalie.mu/comic/news/423101

エイプリルフールではありませんでした。庵野氏が脚本、監督だそうです。
仮面ライダーは悪の仮面ライダーや過去の仮面ライダーを最新のライダーの噛ませにする等のとんでもないのがいくらでも出てきたので、何が出てきても驚きませんが……。

企画は6年かかっているそうなので、『シン・ゴジラ』公開以前から企画をやっていたことになります。

Re: シン・仮面ライダー - エクセルシオール (男性)

2021/04/04 (Sun) 13:59:38

 正直、また「シン○○」かと思ってしまいました。ゴジラやウルトラマンに続いて仮面ライダーとは・・・。何でもかんでも庵野秀明監督に任せればヒット間違いなしと思っているのでしょうかね。
 なお、庵野秀明という方を私は「王道を任せてはいけない人」だと考えています。そのマニアックな作風は一般向けとは言い難いからです。しかし、『エヴァンゲリオン』や『シン・ゴジラ』が興行的に成功したから、映画会社としては「庵野に任せればうまくいくはず」と安直に考えているのではないかと思います。

>仮面ライダーは悪の仮面ライダーや過去の仮面ライダーを最新のライダーの噛ませにする等のとんでもないのがいくらでも出てきたので、何が出てきても驚きませんが……。

 まことに情けないことに確かに何が出てきても驚かなくなっています。ウルトラマンやスーパー戦隊と並ぶヒーローの王道だった仮面ライダーシリーズは、だいたい2000年代の初めくらいからマニア受けする変な話になってしまっていますし、特にプロデューサーの白倉伸一郎氏や脚本家の井上敏樹氏などが好き勝手に弄んで滅茶苦茶にしてしまいました。それを一部の特撮マニアが「大人の鑑賞に堪えうる作品」と持ち上げまくって、歯止めが効かなくなった経緯があります。その後も「これって「仮面ライダー」と名乗る必要があるのか?」と疑問を抱くような作品が少なくありません。
 今回の『シン・仮面ライダー』はその行きつく果てのようにも思えます。本道であるはずの子ども向けのテレビシリーズをおろそかにして、マニアックな劇場版を「新しく、かつ、真のライダー」のごとく喧伝するというのでは末期症状です。

 余談。私は仮面ライダーがもしもプリキュアとスーパー戦隊に挟まれた時間帯になかったら、番組として持ちこたえられないかもしれないとすら思っています。一度、孤立した時間帯におかれたらどうなるか見てみたいですね。

 

Re: シン・仮面ライダー 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/04/04 (Sun) 17:35:12

 仮面ライダーには詳しくないですが、また「シン」なんですね。
 シンをブランド化するんでしょうか。
それならそれで「シン」シリーズとして統合していただくと助かります。
 それぞれの元になったシリーズとは無関係ということで。

 え? そーゆーことを言っちゃいけないの?
(なんか白けますね)

Re: シン・仮面ライダー - 海軍大臣 (男性)

2021/04/04 (Sun) 22:02:29

だったら、「シン・オバケのQ太郎」とか「シン・仁義なき戦い」だとか、「シン・新幹線大爆破」も見せてもらいたいですね。

Re:Re: シン・仮面ライダー - a (男性)

2021/08/15 (Sun) 12:05:55

殿様ギドラさんへ。はじめまして。はじめて投稿させていただきます。いつもギドラさんや他の方々の面白いお話を、楽しく読ませていただいております。
さて、今回投稿いたしましたのは申し訳ないですか、ゴジラとは直接関係のない話です。
このスレッドでエクセルシオールさんが語っている「平成仮面ライダーシリーズ」観、白倉井上さんの作る作品への評価に「異議あり」だからです
私は小学校低学年の時期に「仮面ライダークウガ」から「仮面ライダーアギト」「仮面ライダー龍騎」「仮面ライダー555」までを観た「平成ライダー初期作」世代です。中でも「仮面ライダー龍騎」は、今でも私にとって特撮番組の中でも一番好きな作品です。
白倉伸一郎さん、井上敏樹さん、小林靖子さんが手掛けた「平成ライダー初期作品」は「好き勝手に弄んだ」作品ではなく、私を含む当時の子どもたちにたいして真摯に向きあって作られた立派な「特撮番組」です
無論、「仮面ライダーのキャラクター像を崩してないか?」という批判ならばあり得ます。(でもそういえるのって「龍騎」だけではないか)
しかし、「一部のマニアだけが大人向けと持ち上げた」という歴史認識はおかしい。子どもに受けなければ売上で成果が上がるわけない
殿様ギドラさんは賢明な方ですからそんなことはないだろうとは信じていますが、エクセルシオールさんの「平成ライダー否定論」を真に受けたりしないでください、もし可能ならば「アギト」「龍騎」「555」を是非見ていただきたいです。偏見のない目で、平成ライダーのストーリーに込められた思想性や人物描写を見ていただきたい。その上で「エクセルシオールさんの言う通り、平成ライダーはひどいな」とお感じになるならば、それは当然です。どうか、エクセルシオールさんの主張はライダーファンの共通認識ではないと言うことはご理解下さい
本来、ここはゴジラファンの方々のためのサイトなのですから、私のようなものは場違いなのは承知ですが、どうしても気になったので

エクセルシオールさんへ

失礼ながら、仮面ライダーに詳しくない人もいるであろうこのような場で「平成ライダー否定論」という個人的な意見をさも当たり前の事実のように語るのは「卑怯」ではないでしょうか。

Re: シン・仮面ライダー - なんじぇい (?)

2021/09/05 (Sun) 21:58:33

私は昭和ライダーは全部見ていますが、平成ライダーはクウガくらいしか見ておらず、後は単に情報を仕入れているだけなので何とも言えず申し訳ありません。
石ノ森章太郎氏のスタンスや発言を知らない限り何とも言えないところがあります。

龍騎は当時から新聞の投書欄などでも賛否あり、宮内洋さんなども批判していた作品ということは聞き及んでいますが、ただ当時は「クウガ」「アギト」以上に子供に受けていたのは間違いないです(玩具の売り上げが仮面ライダーで過去最高でした。私の周囲の人気もすごかった)。
なので子供を置いてきぼりにしたということは少なくとも人気面ではなかったとは思います。

じゃあシナリオはどうなんだといわれた場合は、見ていないのでコメントは差し控えます。

Re: シン・仮面ライダー - a (男性)

2021/09/06 (Mon) 19:35:53

 なんじぇいさんへ。
 コメント、ありがとうございます。
 私のコメントの話題ではなく、もともとの「シン・仮面ライダー」についての話で恐縮ですが、ふと気づいたので先に書きます。
 石ノ森章太郎先生が、「仮面ライダー」についてどう考えていたか、についての話です。
 確かなのは、石ノ森章太郎先生は存命中に「真・仮面ライダー・序章」にGOサインを出しているということと、本作は子ども向けではなかった、ということです。
 したがって、石ノ森先生の生前の考えとして、「子ども以外に向けた仮面ライダー」というものも許容範囲ではあった。少なくとも、許容していた時期は確かにあった。
 ただし、それは「マニア向け」ではなかったかもしれない。現代のアメコミヒーロー映画のように広く一般の大人に遡及できる内容の仮面ライダーを構想していたのかもしれないです。
 庵野秀明監督の「シン・仮面ライダー」が石ノ森先生の意志に沿うかどうかは、映画の内容がマニア向けになるか、一般の大人向けになるかによると思います。
 これは、もしもなんじぇいさんがご存じであったらお恥ずかしい話ですが、石ノ森先生が「真・仮面ライダー」の企画段階において当初提案したプロットは「仮面ライダーマニアの青年が仮面ライダーのコスプレをして良い年してライダーごっこをして遊んでいたら、事件に巻き込まれて本物の仮面ライダーになってしまう」というものだったとか。これは白倉Pの反対で却下された、という話ですが、個人的にはこの「石ノ森案」で作っていた方が、面白かったのではないか、という気もします。このストーリー、今どきのハリウッドのヒーロー映画にもありそうですよね?
 石ノ森先生は我々現代人が想像する以上に考えが先進的だった、のだと思います。白倉氏をはじめ、当時の周囲の人たちには少し理解しがたいほどに。
 ただ、龍騎のような初期平成仮面ライダーの作品が、石ノ森先生が「子ども向けの仮面ライダーとして」許容できる範囲であったかは、私も判断できない問題だと思います。仮面ライダーは正義のヒーローって考えだけは、譲れなかったところだったかもしれない。私も、「白倉井上は子どもを無視して好き勝手に作っていた」という意見には異議ありですが、「白倉井上は石ノ森先生の意志に明らかに反した作品を作っていた」という意見は、批判として「有り」だと認めます。
 理想論を言うならば、石ノ森先生が亡くなった時点で、もう「仮面ライダー」という名前の作品を作るべきではなく、平成仮面ライダーはオリジナルのヒーローシリーズとして開始するべきだった、と思います。
 
 

RODAN!!! - 海軍大臣 (男性)

2021/09/02 (Thu) 23:14:25

ラドンで未使用になった大阪襲撃シーンのスチールだそうです。
実際の動画フィルムは残されていないのでしょうか?是非、観てみたいものです。

Re: RODAN!!! - a (?)

2021/09/03 (Fri) 18:26:38

迫力ありますね

Re: RODAN!!! 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/09/03 (Fri) 19:38:06

『空の大怪獣ラドン』では熊本城襲撃シーンがカットされたという話があり、
(雑誌「宇宙船」だったか、『ラドン』での熊本城ミニチュアの写真が載っていたように記憶しますが、
手持ちの書籍を当たっても発見できませんでした。その未使用フィルムは「ウルトラQ 鳥を見た」で使われているのではないかと推察しています。ラルゲユウスが去って行くときにかすめるお城の形は熊本城に見えますし、そのときのラルゲユウスが合成ではめ込まれているのが怪しいです)
ラドンの熊本城に関する情報がないものかとネットを漁ったときにヒットしたのがこのツイート。
https://twitter.com/ponoka_1954/status/738575185557610499

 今回海軍大臣さんが紹介して下さった写真と同じ物が、何かの本に載ったラドンの熊本城として掲載されています。
解像度が悪くて本文を判読できないのが残念です。
この画像を見つけたとき、これ、熊本城じゃないよな、どっちかというと大阪城に見えるなぁ、なんて思いました。

『空の大怪獣ラドン』で城を二つも襲う構想があったのでしょうか。
『空の大怪獣ラドン』は当時の東宝特撮映画の平均的な上映時間に比べて尺が短く(82分)、何かがカットされた結果かもしれません。
 劇中でラドンは外国にまで出現していますから、日本国内で大阪まで羽を伸ばしていても(意味が違いますな)おかしくはありません。
 写真を見る限りかなり細工の細かいミニチュアですね。
 爆発炎上しているようにも見えます。いったいどんなアクションがあってのことか興味津々です。

Re: RODAN!!! - エクセルシオール (男性)

2021/09/05 (Sun) 21:09:17

 『空の大怪獣ラドン』(1956年)でカットされたといわれる城襲撃シーン。実際に撮影されたフィルムがあったのか、それともスチール写真だけだったのか、という点にも興味がありますが、熊本城だったのか大阪城だったのか、それとも両方だったのかという点も面白いですね。

 確かに劇中でラドンは全世界を飛び回っているとの描写があったので、大阪城であった可能性もないとは言えないと思いますが、個人的にはやはり熊本城説の方が有力だと考えます。
 まず、劇中において主たる舞台となっているのは九州であり、ラドンの巣も阿蘇山にありました。となると熊本城はすぐ近くであり襲撃されても無理がないのに対して、大阪城では観客の立場から見るとやや違和感を覚えるものがあります。次に大阪城は前年の作品『ゴジラの逆襲』で破壊されており、スタッフも「できれば新しいところを壊したい」と考えるのではないでしょうか。

 ただ、熊本城で大阪城であれその破壊シーンは見てみたかったシーンであり、割愛されてしまったのは残念です。もしも撮影したフィルムが残っていたら、いつの日か発見され『空の大怪獣ラドン完全版』ができるかもしれません。


>その未使用フィルムは「ウルトラQ 鳥を見た」で使われているのではないか

 「鳥を見た」で『空の大怪獣ラドン』のフィルムがモノクロ化されて流用されているのは有名ですが、未使用フィルムも用いられているのだとしたら面白いです。本気で東宝及び円谷プロの倉庫をひっくり返して探したら、見つかるかもしれませんね。

キネマの神様 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/08/07 (Sat) 11:22:27

 御年89歳で現役映画監督というだけでも十分尊敬に値する山田洋次監督。
 作風も枯れることなく観客にエネルギーを与えようとする姿勢を失っていないことに驚嘆します。
その上で・・・。

『キネマの神様』を見てきました。
 家族の物語であり、人間の再生を描いた映画として筋立てに否はありません。
登場人物の感情の流れに不自然さはありませんし、ある場面では目頭が熱くなるところもありました。

 それでも、それでも・・。

 映画人の物語としてはなんとも消化不良と感じられてしまいました。
 現代パートと過去パートに分かれる構成になっていて、現代編は2019年から2020年にかけてのお話で、主人公の年齢を78歳と明示しています。
そして2019年のラグビーワールドカップや2020年の新型コロナ禍を正面から取り入れることで現実感を増す演出が為されています。
 それなのに過去編で主人公が松竹撮影所の助監督をやっている様子は、1940年代か1950年代前半の空気感なのです。
ぎりぎり1955年としてみても64年前に助監督をやっているとすると14歳の助監督ということになってしまう。
しかもすでに何年か経験を積んでいる風情です。
 これはいただけなかった。
 時代背景を相当にボカしていたなら、現代編がいまから10年昔とも解釈できる見せ方だったなら、年齢設定に無理がなかったはず。
いや、山田洋次監督は現代も取り入れたかったはずなので、主人公の年齢設定を変えるべきだったのではないかと思います。

 現代編がリアリスティックに「今」を描いているのですから、過去もリアルにすべきです。
劇中では主人公の助監督時代がいつだったのか明示はしません。
しかし宣伝ではおよそ50年前と謳っていて、年齢設定的にも50年前というのは妥当です。
すると1960年代の終わりから70年代初めになってしまう。(劇中でスター女優が乗り回している車は60年代の終わりから70年代初頭のものと思われるが・・・)
 その時代に松竹がモノクロスタンダードの商業映画を作っていたとは思えません。
撮影所内の雰囲気もぜんぜん違っていたでしょう。

 私も『キネマの神様』が描いた撮影所の時代に興味がありますし、いま描くならあの時代の撮影所だと思います。
ですから過去編の時代は動かせないですし、そこに2020年の現実も盛り込むなら主人公の年齢は90歳前後が妥当なはずです。
 なんとかならなかったんでしょうか。

 それから、主人公が映画界から去ることの動機が弱いと感じました。
自分で書いた脚本を自ら監督するというデビュー作をなげうって退社するとは??
撮影初日の失策でショックを受けたかも知れない。それでも会社は慰留してくれたという。
彼は映画に対する熱意と理想を持つ人間として描かれていたはずです。
描きたい物もないくせにただ映画監督に憧れているという手合いとは違うように見えました。
そんな人間があの程度のことで自作を諦めるとは思えませんでした。
会社組織の問題や外圧によって身動き取れなくなって辞めざるを得ない状況に追い込まれたというなら話は分かります。
そして、その後数十年にわたって映画に関する活動を何もしていないらしいのも納得できない点でした。
映画は見続けていたらしく、孫に向かって「小難しい映画批評なんか読んでどうする。映画は心で感じるものだ」と諭すのはよかったですが。
(すいませんね。私が小難しいことをよく書くヤツだと思われているのは承知です。それでも私が心がけているのは、映画の外面-取り扱った題材や製作体制-から思考をスタートさせるのではなく、
鑑賞時にどのように感情が動いたのかを基軸にして、その理由を突き止めることから始めています)

 もうひとつ。
デビュー作になる予定だった作品のシナリオを現代風にリライトして、それが◯◯するとは・・・・。
50年か60年前に評価されたシナリオであり、劇中でそのあらすじも説明してくれます。
21世紀の現代においては、じつに陳腐な筋立てに見えます。
ディティールは不明としても物語の発端はもはや手垢が付いたような設定なのです。
どうにも安易に思えました。
孫との合作で新たなシナリオを書いたというストーリーのほうが納得できます。

 そもそも撮影までこぎ着けた企画を新人監督の降板で製作中止にするのでしょうか。
代役監督を立てて続行するのが当時としては自然ではないかとも思います。
そうなるとシナリオが宙に浮くということもなくなって、やはり現代編においては新作シナリオを書く流れになるでしょう。
そうすれば、創作者とは一生創作者であるという表現にもなり得たのではないかと思います。
90歳前後の人間がそれをやっていればなお良かった。

 山田洋次監督はマニアックな映画にはしたくなかったのだと思います。
でもマニア心をくすぐって欲しかったという思いは強いです。(そういう部分もなくはないのだけれど。フランク・キャプラは私も好きです)
もう映画の黄金時代を知る現役監督は他にいないのですから。

 最後に一言。
 ゴウちゃん、その演出はスクリーンプロセスではうまくいかないと思うぞ。

Re: キネマの神様 - a (男性)

2021/09/04 (Sat) 19:04:22

 こちらの殿様ギドラさんの記事で興味を持って「キネマの神様」を観賞してきました。
 記事に取り上げていただき、ありがとうございます。お陰でよい映画を見ることができました。山田洋次監督の作品ははじめて見ましたが、人生について、幸せについて考えさせられる映画でした
 「映画とは、人間についての真実を語るものである」という、名前は忘れましたがある映画監督の言葉を思い出しました。
 ただ、殿様ギドラさんが仰ったような問題点は確かにあると思いました。
 それに加えて、私が個人的に気になったのは、映画の結末についてです。
 あれについて、「親友が経営する映画館に迷惑じゃないか?」とまでいうのは野暮かもしれないです。
 ただ、これは以前殿様ギドラさんが書いていたことなのですが、「映画とは、心の栄養である」という言葉に照らすと、あの結末は問題ではないかと
 私もそうだと思います。映画とは、文化とは心の栄養。そして栄養というのは、それを摂取した後で「良く生きる」ために必要なのだと思います。
 映画を観た後に、「良く生きる」ことをしなければ、映画を観た意味ってあるのでしょうか
 主人公が迎えたあの結末は、あの時あの場所で彼が映画を観ているという行為自体を無意味にしてはいないかな、と。
 すいません。ネタバレ避けた方が良いかなと思ってぼかした書き方になってしまいました。
 
 

Re: キネマの神様 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/09/05 (Sun) 15:42:32

 aさん、どうもありがとうございます。
 私の記事が『キネマの神様』鑑賞に繋がったこと、大変嬉しいです。

 私もネタバレしないようにボカした書き方を心がけて、あの結末に思うことを書いてみます。

 aさんのご指摘は非常に鋭い意見です。
 私は主人公が高齢であったのであの形のエンディングも仕方ないことかとも思ったのですが、
ひっかかったのは、そのとき彼が何を体験していたか、というあたりでした。
 結局は「過去」なんだな、と。
 映画の未来をどうするんだ、と。

 しかし、そうは思ったものの、前を向いて進め進めの未来志向だけで人生を全うできる人がどれだけいるのだろうかという疑問も湧きました。
若いうちは前進を心がけるべきと思います。
けれども山あり谷ありでさまざまな経験を経てきた老人にまで「若さ」を求めるのは酷であろうという気もします。

 ある程度生き抜いて来た人なら、それぞれに心の拠り所を持っているのだと思います。
それが過去に由来するものであったとしても決して責められないのではないか、と思いました。

『キネマの神様』のゴウちゃんがさらに人生を切り開いて前へ進むならそれはもちろん素晴らしいことです。
しかし、多くの人々はそんなに頑張れるものではないのでしょう。
そしてゴウは映画界から身を退いた後、放蕩三昧で家族に迷惑をかけっぱなしだったようです。
 そんなダメ人間にも魂の安らぎを与えてやりたい、という映画だったのではないかと思いました。

 某映画評で、家族を酷い目に遭わせてきた男を簡単に許すストーリーはいかがなものかと書いてありました。
それはそれで一理ある考えだとは思いますが、『キネマの神様』が目指したのは映画ファンへの鎮魂歌だったのかも知れません。

Re: キネマの神様 - a (男性)

2021/09/05 (Sun) 18:46:39

 ご返信ありがとうございます。殿様ギドラさん。
 あの結末が、やすらぎとして用意された、というのは、私が思い至れなかった興味深いご意見でした。
 確かにそうかもしれません。
 あの映画を見ながら、彼は心のよりどころであった「過去」を体験した。それは劇中で言われている通り、キネマの神様の計らいだったのかもしれない
 そういう救いの在り方も、あり得ると。
 
 

無題 - a (男性)

2021/08/15 (Sun) 13:30:04

ご指摘があったので先ほどのコメントに補足
まず私は「エクセルシオールさんを侮辱する意図はない」ということ
また、エクセルシオールさんの意見がライダーファンの共通認識ではないにしても、「一部の偏った意見」ではないこと。
ただ私としては仮面ライダーファンが多数集まる、という場ではないところで平成ライダー否定論「だけ」が語られることが気に入らなかったので書かせていただきました

エクセルシオールさんへ。
もし貴方に対して「きつい」言い方になってしまった文章になってしまったのだとすれば、私の文章力の至らぬ所ですので、反省します。

私が言いたいのは「初期平成仮面ライダーがマニアの方たけを向いていたというのは誤りだと考える」です

Re: 無題 - A (?)

2021/08/15 (Sun) 18:33:13

 すいません。自分で書きこんだ文章をよく読み直してみたところ、皆様と初めてやり取りする身でありながらあまりにも一方的かつ独断的で、誤字脱字が多いなど皆様への礼儀を書く文章であったことに気付きました。
「好きな作品を侮辱された」と感じて、つい熱くなって感情的に文章を書きこんでしまいました。
 編集キーや削除キーを設定せずに書き込んでしまったため、文章の訂正や削除もできない状況です。皆様のお目を汚してしまい、申し訳ありませんでした。
 読む方のことを考えず、サイトの仕様もよく理解せずに書き込んでしまったこと、誠に申し訳ありませんでした。
連続投稿してしまったことも、申し訳ありませんでした。
 エクセルシオールさんへ。繰り返しますが、攻撃的な文章になってしまったことについては、謝罪いたします。私としては、エクセルシオールさんを侮辱したいとは全く考えておりません。「真に受けないでください」という言い方はエクセルシオールさんのご意見を全否定しているようで問題であったと今では考えています。
殿様ギドラさんへ。突然の不躾なコメントに対して、お答えくださり、ありがとうございます。
 

Re: 無題 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/08/15 (Sun) 18:52:31

 こんにちは。
 掲示板をお読みいただきまして、ありがとうございます。
 ゴジラ祭り開催中と表示していますが、あくまでも映像作品掲示板ですので、「仮面ライダー」のお話が出るのもいいことです。
 私が管理(といってもspam投稿を削除・ブロックしているだけですが)しているとはいえ、私がよく知らない話題を制限するものでもありません。

 建設的な対話を期待します。
(どちらにレスするか少々迷いましたが新しいスレッドのほうにつけました)

Re: 無題 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/08/16 (Mon) 18:34:12

 Aさん、私の8月15日18時52分のレスを受けて18時33分投稿の文章を編集なさったものと思います。
 読者の混乱を避ける意味で、こういう場合は新たな返信をつけたほうが読みやすいと思いますよ。

 WEB掲示板なんて古いやり方を固持しているもんで、やりにくいですよね。
どうかご容赦を。
 そして改めて、ようこそおいで下さいました。

Re: 無題 - A (?)

2021/08/16 (Mon) 19:05:16

はい、ありがとうございます。
今後は、返信でメッセージは追加していきます

Re: 無題 話を続けます - A (?)

2021/08/16 (Mon) 19:40:59

 私がなぜ、「初期平成仮面ライダーは真摯に子どもに向き合っていたか」と考えるかというと、現実に子どもに人気が出たってだけではなく、「子供向け番組としてのちゃんとした倫理観」が随所に感じられるからです
 仮面ライダーアギトの劇場版にこういう描写があります。キャラクターの一人である仮面ライダーギルスが戦いで負傷し、少年に助けられる。その少年は訳あって逃亡中の身です。負傷して動けないギルスのために彼は盗んできたコンビニ弁当を食べるように差し出すのです。しかし、ギルスは「盗んできたお弁当」だと推測して、食べるのを拒否します。少年が「綺麗ごとを言うなよ。食べないと死ぬぞ」といっても。仕方なく少年は靴磨きを路上でしてお金を稼ぎます。そしてそのお金で買った一粒のキャンディーをギルスに差し出します。ギルスは今度は受け取り、食べます。
 この描写からは「盗みはいけないことである」「他人が盗んでえたことを知ったうえでそれを受け取ることもいけないことである」っていう倫理観への配慮が伺えます
 私には、アギトの作り手である白倉伸一郎や井上敏樹が「マニア向けの」「変な話」を作っていたとは感じられない
「13人の仮面ライダー同士が欲望をめぐって争う」という仮面ライダー龍騎は、「悪の仮面ライダー」を登場させたり、勧善懲悪ではない話であることから藤岡弘、さんのような昭和ライダーを演じた人からも批判されたと聞く。しかしその龍騎も「倫理観」って点で、道を踏む外していたとは思えない。犯罪者の仮面ライダー王蛇や、刑事でありながら私欲のために殺人に手を染める仮面ライダーシザーズなど幾人かの「悪の仮面ライダー」が登場しましたが、彼らのうちの一人でも「こういう人間になるべきである」というメッセージを添えられた上で描写された人物がいたとは思えない。
 むしろ自己中心的に短期的利益だけを見て行動した結果破滅した仮面ライダーインペラーの描写などからは、作り手が「自分が幸せになりたいからってこういう自分勝手なことをしているとひどいめにあうよ」と子どもにメッセージを伝えているようにも見えます。
 そもそも龍騎は「人を守るためにライダーになった」主人公と「愛する人を救うために戦う」もう一人の主人公仮面ライダーナイトをメインに据え、彼らが時に激突しながらも理解や絆を深める一年間の物語だった。これは、異なる考えの者がいかに共に歩んでゆくか、という普遍的なテーマを描いたものではありませんか。
 私は、仮面ライダー龍騎というキャラクターは、一人の正義のヒーローとして好感を覚えました。彼の、人を守るために体を張り、時に正しさをめぐって迷う姿勢がです。
 物語の終盤、龍騎とナイトがある人物の決断をめぐって語り合う場面は、倫理に向き合わなければ到底作り出せなかった場面だと思います
 白倉伸一郎や井上敏樹、小林靖子が初期平成仮面ライダーにおいて行ったことは、或いは仮面ライダーの伝統的物語構造とはかけ離れているかもしれない、しかし、彼らが子どもに向けた物語として「変な話」を作っていたとは、私には思えないわけです

Re: 無題 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/08/24 (Tue) 17:55:47

 参考になるお話をありがとうございました。

 WEB掲示板の難しさとして、誰が読んでいるのか、あるいは読んでいないのかがわからないこともあります。
 参加者がどのようなスケジュールで生活しているのかもわかりませんから意見交換がうまく運ばないことがあります。

 私に平成仮面ライダーについてちょっとでも知識があればなにかお話が出来たかもしれないんですが・・。
(電王とかキバ、オーズ、フォーゼあたりは断片的に見たことがありましたが、意見というほどのものもなく、また、今回話題になっている時代とはずれていますよね)

Re: 無題 - a (男性)

2021/08/26 (Thu) 16:31:44

コメントをありがとうございます。殿様ギドラさん



あゝ無情 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/08/11 (Wed) 19:07:38

 1950年東横映画『レ・ミゼラブルあゝ無情 第一部神と悪魔』(伊藤大輔)『同第二部愛と自由の旗』(マキノ雅弘)を一本にまとめた総集版を見ました。
この総集版という言い方は放送した東映チャンネルが使ったもので、実作品ではタイトルに『レ・ミゼラブルあゝ無情』としか表示されません。

 伊福部音楽がどのように使われるのかに興味があって鑑賞したのですが・・。

 ド頭からいきなり伊福部音楽ではない響き。
クレジットにも作曲・指揮「山田栄一」と表記されます。(演奏は東横交響楽団とのこと)
いったいこれはどうしたことか。
 総集版になって音楽を差し替えた可能性はあります。
あるいは伊福部映画音楽の資料に間違いがあるのか?(以前ネットで『人間魚雷回天』(松林宗恵)に伊福部音楽を使用していると書かれているものを見つけたことがあります。それは間違いです)
 ネットはもちろん「日本映画作品大事典」にもこの総集版の情報がありません。

 以前東映チャンネルで二部作バージョンを放送したこともあったと記憶しますが、そのときはHDマスターではなかったのでスルーしたのを覚えています。
痛恨のエラーです。
 どなたか二部作版でちゃんと伊福部音楽が使われているかどうかご存じの方がいらっしゃるならご教示願います。

 と、肩すかしを食ったような本作。
 導入部はわりと自然な流れですが、やはり短縮版であるためどんどん展開が早くなって、主人公の変転ぶりに理解が追いつきません。
ストーリーが分からなくなることはないけれど、隙間を想像で埋める形になります。完全版なら感動的なんだろうな、とこれまた想像・・・。

 それはそれとして。
 主人公が馬車で移動するシーンにスクリーンプロセスが使われていて、もしやこれは、と。
そのあと、囚人移送船が嵐で難波するカットがミニチュア特撮でした!
小型の模型を使っている風情ですが、波の立ち方に手が込んだ物を感じます。
 1950年当時円谷英二監督は東横映画『きけ、わだつみの声』を手がけたりしていますから、円谷英二関連作の可能性が高いです。

ゴジラvsコング 背びれでドーーーン! 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/22 (Thu) 18:37:50

『ゴジラvsコング』を見ながら、これはいい、グッと来たぜ、と感じた場面を列挙してみます。

 まず冒頭、ジアがコングと見つめ合う場面で、彼女の耳にカメラが寄っていくとどんどん音がくぐもっていく演出に巧さを感じました。
ジアは耳が良く聞こえないのだということを体感的に伝えています。

 コングが尻を掻く話は書きました。それと似たような感覚を呼んだのは、ペンサコーラのエイペックス社を襲撃した「ゴジラ」がミサイル攻撃を受けて身をよじるところ。
そりゃ、ミサイルを撃ち込まれれば痛いかもしれないしとにかくイヤですよね。
 そして撃墜された戦闘機が避難民の列に落下、爆発するシーンも怪獣の猛威を伝える名場面。
同様に、熱線が地面をなぎ払っていくカットで巻き込まれた人が吹き飛ぶカットもぞくぞくします。
 シモンズと芹沢が屋上から遠巻きに「ゴジラ」を見ているシーンも遠景の怪獣を見せた、絵になるカットでした。
バーニーがメカゴジラの目を見つけたカットにも背景に「ゴジラ」がいて、奥行きのある名場面と思います。


 海上バトルの導入部、「ゴジラ」を見つけた艦船から射撃が始まったところで、コングが耳を塞いでいるカットもいい。
そして「ゴジラ」くん、背びれで軍艦を真っ二つ!! やったーー!

2014年『GODZILLAゴジラ』のとき書いた文章を引用します。
「ギャジラくんは空母を避けるように潜り込んでから浮き上がるので、どうしても人間に気を遣っているように見えます。
これがまずい。
(中略)
 ここは、ギャジラがサラトガを背びれで真っ二つにして進行するべきでした。
 ゴジラならそうする。」

 アダム・ウィンガード監督も同じ思いだったのでしょう。
(いま『GODZILLAゴジラ』公開時に書いた自分の批評文を読み返してみたら、視点が人間目線ばかりで怪獣バトルに感情移入できないと書いてある。
ウィンガード監督のインタビュー記事中に「ゴジラとコングの戦いは、見上げる人間のものではなく怪獣同士の目線で描かれている」とあります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc2b82902662987c4b231b469b4e30b74543baac
アダム、偉いぞ!)

 さらに「ゴジラ」くんは尻尾を振り下ろして軍艦二隻を一気に大破!!
しびれました。

 コングの輸送船が転覆してぐるぐる回るところの船視点のカメラもおもしろかったですし、
同じような主観カットとしてはコングが飛び乗ってきて不安定になった空母から発進する戦闘機から背後を見たカットも印象的です。

 そこで「ゴジラ」に投げつけるために戦闘機を握ったコングの姿に見覚えがあるな、と思ったら、『キングコング』(1976)のポスターイラストのポーズを引用したんじゃないかと気がつきました。

 コングと「ゴジラ」のドツキ合いもいいし、海底から熱線を吐いて空母を撃沈するシーンも名場面。

 映像ではあまりはっきり見せていない感じがあるものの、コングを海底に引きずり込もうとする「ゴジラ」が尻尾を使ってコングを拘束しているのもいいぞいいぞ!
 一戦終わって海上に艦船の残骸が残り煙や炎が立ち上る中、頭をもたげる「ゴジラ」くんのロングショットも絵になってました。

 地下空洞では、両面地面の空間で引力が釣り合っていると思われる空域に岩砕(エレメントXか?)が浮かんでいること、コングがさわると天井側へゆっくり落ちていく様子、
そしてコングも天井側へジャンプしてゆっくり落ちていくという一連の描写がおもしろかった。状況を伝える描写としてよく出来ていると思いました。

 メカゴジラ試験運転のスカルクローラーを引き裂きつつビームを浴びせる残虐シーンにおいて、スカルクローラーの皮膚を透かしてビームの光が見えるカットも良し。

 香港に到着した「ゴジラ」くんが海から立ち上がるところで橋をぶっ壊したのには、そこまでするか、と嬉しくなりました。

 香港バトル全体として躍動感があり夜景の色彩と相まって非常に美しいシーンだったと思います。(監督は『ゴジラvsデストロイア』が好きだとも語っているので、再現を狙ったのかも)
「ゴジラ」の姿を見せずに夜空を青白い熱線が横切っていく、また、それが一瞬だけコングの肩に当たるという流れもいいです。

(ちょっと気になるのはあの大きさのコングがビルから飛び降りたとき、落下加速度が適切だったかということ。もっと時間をかけて落ちて行くのでは?)

 これはキングコングという大スターを使った作品なので当たり前だと言われればその通りなんですが、
「ゴジラ」が決してコングを殺そうとしないのも正統なゴジラ映画の復活だと思いました。
元祖ゴジラは相手を殺すことが少ないのです。
(『キング・オブ・モンスターズ』だってアメリカギドラを殺さない作りにすることは可能だったはずなのに)

 メカゴジラが人間のコントロールから離れて暴れ出すのも良し!
これは『ゴジラ×メカゴジラ』が少しだけ使って放棄したアイディアの展開と見ました。
説明はありませんが、ギドラの頭を仕込んだことでギドラの意識で暴れ出したのではないかと解釈しました。
今度は電池切れなんて間抜けなことにはならず、街を踏みつぶしビームで焼き払うという狂乱ぶりがギドラっぽくて良かったです。

 それから香港では怪獣(劇中ではTITANと呼ばれる)出現と同時に避難行動がすぐさま行われます。
そのとき、「Titan Shelter」の看板が映り込みます。怪獣がいる世界のリアルをさりげなく表現したものと思います。
 私は以前から『キングコング対ゴジラ』での急行津軽のシーンに感心していました。
格別な説明はないけれど、ゴジラを監視しているヘリコプターからの報告・指示を受けて国鉄が列車の運行をやめることやその場所に列車乗客を避難させるための車両を配車する社会システムが出来上がっていることがわかるシーンです。
ちょくちょく怪獣が出現している世界なら、そんな避難制度も出来ているでしょう。
『ゴジラvsコング』でも同じ感覚を取り入れているものと思いました。
 ペンサコーラに「ゴジラ」が現れたときもエイペックス社ではTitan警報(だったかな?)が出て、社員は整然と避難していました。

(ただここで勘違いして、怪獣がいるのが当たり前の世界だからと対怪獣組織なんかを出してしまうと、現実社会との乖離が大きくなって浮ついたストーリーになりがちです。ウルトラマンとゴジラは別種のドラマです)

 対コング戦で少々お疲れの「ゴジラ」氏をメカゴジラが調子に乗って攻め立てますが、メカゴジラのビームを受けて倒れ込んだ「ゴジラ」の胸(ビームが当たったところ)が赤熱している描写に「お見事!」。
傷を負ったり出血なんかはしないのです。それでも大量の熱攻撃を食らって高温になったことがわかるカットです。いいぞいいぞ!


 と、いままで書いていなかった良かったところを並べてみました。
 さらに見直せばまたなにか気がつくかもしれませんが、これで『ゴジラvsコング』について一通りのことは書いたかなと思います。

 本作が今後のゴジラ映画にどんな影響を与えるのかまだわかりません。
ちょっと怖いのは、評判がよかったとすれば、これがゴジラだ、とゴジラ像が上書きされてゴジラの変質が起こってしまうのではないかということ。
うーーん、それでもちんごじらやアニメ木ジラ、SPちんごじらモドキよりよほど元祖ゴジラに近い存在として描かれているので、希望が持てるのかもしれません。
きっと『ゴジラvsコング』なんかぜんぜん良くないと感じた人もいたでしょうから、楽しめなかった人のご意見も探してみようかと思っています。 

痒い~の! - 海軍大臣 (男性)

2021/07/22 (Thu) 23:03:18

相変わらず映画を観に行けてなくて、切歯扼腕しております。

 さて、仄聞しました「コングが尻を掻く」との場面ですが、おそらく元ネタになったであろうオリジナル「キンゴジ」での同シーンは、助監督の浅井正勝氏が現場で即興で出したアイデアを円谷監督が取り入れて演出されたものだ、と広瀬正一さんが話されていました。

 以上、取り留めもない一言メモですが、何かの御参考になれば幸いです

Re: ゴジラvsコング 背びれでドーーーン! - なんじぇい (?)

2021/07/23 (Fri) 08:00:13

>ペンサコーラのエイペックス社を襲撃した「ゴジラ」がミサイル攻撃を受けて身をよじるところ。
そりゃ、ミサイルを撃ち込まれれば痛いかもしれないしとにかくイヤですよね。

これは私はあまり好きではありません。「なんの変哲もないミサイルが効いてしまっている」と弱く見えてしまうのと(実際そう解釈してこれで怯むなら……とゴジラ打倒を考え出す人も多数出てくる)、何より水爆で生きている生物がミサイルなどで痛がるのかという根本的な問題があります。
例えるなら私たちがミジンコに噛まれて痛がるくらいに違和感があると思いました。多分威力の比率的にはもっと低いのではないでしょうか。

ちょっと光って驚くくらいなら分かりますが、身をよじるのは……と思います。
個人的にはその程度では身じろぎせず堂々としてほしいといった感じでしょうか。

Re: ゴジラvsコング 背びれでドーーーン! 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/23 (Fri) 18:38:11

>海軍大臣さん
 おおっとこれは貴重な証言記録をどうもありがとうございます。
とお礼を申し上げつつ、白状しますと非常にお恥ずかしいことに『キングコング対ゴジラ』でのコングが尻を掻くシーンを思い出せず、
手持ちのディスクで確認し直しました。
 あれーー、頭を掻くシーンははっきり覚えているけれど・・、なんて思いながら。
 コングが富士山を滑り落ちてゴジラとぶつかった後、立ち上がるコングがぽりぽりと尻を掻いていますね。
 この一瞬を生かすとは、アダム・ウィンガード、ただ者ではないな。
(早く『ゴジラvsコング』を見に行かれるようになることをお祈りします。ご意見も伺いたいですし)

>なんじぇいさん
 1984年以前、まだゴジラが二代目までしかいなかったころのこと。
 特撮ファンの方と話していると、「ゴジラがガソリンの炎なんかで誘導されるなんてがっかりだ」という意見を聞きました。
『ゴジラの逆襲』や『キングコング対ゴジラ』ではそんな作りになっています。
 そう考えると『モスラ対ゴジラ』で戦車隊の砲撃とナパーム弾で人工雷発生装置へ誘導されちゃってるのもどうなんだろう、なんて考えました。
 あの程度のことは平気であるべきじゃないのか??

でも、それがゴジラなんだと思い直しました。
 強いこと負傷しないことと鈍感であることは別じゃないかと考えるようになりました。
 そのあたりはゴジラ観の違いということになっていくのでしょうけれど、
攻撃に対するリアクションがあったほうがいいんじゃないかな、と思っています。
痛いわけではなくても、「うるせーな」という感じかも知れませんし。

 そんなゴジラ観の違い、というよりゴジラ映画観の違いを思い知らされたのは、
『ゴジラvsコング』を良しとしない幾人かの意見でした。
 ネットの映画紹介サイトに載ったレビューを拾い読みしただけなので、多数派かどうかはわかりませんが、
『キング・オブ・モンスターズ』には旧作への愛情、リスペクトがあったが、『ゴジラvsコング』にはそれがない、とおっしゃる方がいることに驚きました。

『キング・オブ・~』でのオマージュは表面的で元ネタの精神をわかっていない、なんてここではさんざん批判しましたが、それで良しとする人もいるようです。
まったく、うーーーん、です。
『ゴジラvsコング』では伊福部音楽も使わないし、過去作に出てきた事物をそのまま登場させることはしていませんが、これまで見てきたようにオマージュネタはいろいろ入っていました。
 私は作り手達の怪獣映画愛を十分感じたのです。

 基本的には他作品へのオマージュなんかなくても構わないと思っていますが、本作にゴジラ愛やコング愛がないんじゃないかと言われると戸惑ってしまいます・・・。

Re:攻撃のリアクションについて - なんじぇい (?)

2021/07/24 (Sat) 08:58:02

個人的には初代ゴジラの戦車の下りが理想と思います。

最初砲撃されて「うおっ」と驚いたリアクションを見せますが、その後は慣れたのかなんのことはないと思ったのか、のしのし歩きリアクションがない状態です。

毎回怯んでいるのは好きじゃないというのが正直なところです(大きな音が出るクラッカーをずっと鳴らされても、動物が驚き続けるとは思えない)。

批判的なもので私の知るなかで多かったのはゴジラのテーマを出せと言うものでした。
伊福部音楽に関しては、私はゴジラのテーマはあった方がいいのではないかとは思いました。
というのも、あの領域まで行くと(何せテレビでゴジラが紹介されたらほぼあの音楽が流れてるくらいなので)一般人にも「ゴジラと言えばあのテーマ」みたいな感じに到達してしまっているのではないでしょうか。
だとしたらマニアオタクに限らず期待する人が大勢いてもおかしくありません。
怪獣映画やゴジラ映画への愛は、あまり知らない人には分かりやすいもので判別してしまうのは仕方がないことだと思います。そのもっとも分かりやすいのがゴジラのテーマだと思われるので、「期待されているのだから流してあげても……」という感じでしょうか。BGM含めてゴジラのイメージといった感じでしょうか。
流さなかった理由が何かあるのかは気になりました。


ただゴジラSPやシン・ゴジラを見る限り、パブロフの犬みたいにあのテーマが流れたらなんでもゴジラ、になってしまっているのはどうかと思いますが。

Re: ゴジラvsコング 背びれでドーーーン! 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/27 (Tue) 18:53:16

 怯んでいいとは思いませんが・・・。
 元祖ゴジラが人間からの攻撃をどう思っているかは『三大怪獣地球最大の決戦』で本人が語っていますから、
それなりのリアクションをするのが当然だろうというのが私の考えです。
 これはゴジラをどう見せるかの演出面の話ですから、ノーリアクションではゴジラじゃないとかいうつもりもありませんので。

 伊福部音楽を使わないと納得できないというのはその人の感覚なので、そう思う人は自らの考察を発表していくのがいいでしょう。

 私が『ゴジラvsコング』に伊福部音楽が使われなくても気にしない理由を書いておきます。

 まず第一に音楽監督が伊福部昭ではないから。
ゴジラと言えば伊福部音楽という連想が強いのは分かります。
けれども伊福部音楽ではなかったゴジラ映画も多数あります。
それらはダメなゴジラ映画なのでしょうか?
 伊福部昭先生は映画の音楽担当者はその作品内に登場するすべての音楽に責任を持つべきだとお考えだったはずです。
音楽面での統一性を大事にしていたと解釈できます。
 晩年には例外もありましたが、他人が音楽を担当する映画に自作の音楽をはめ込まれることを喜ぶとは思えません。

 そして再三申し上げてきたようにレジェンダリーの「ゴジラ」は本来のゴジラとは別物です。
伊福部昭作曲のゴジラのテーマは、ゴジラに対して作られたものであり、改変されまくりの別物にはそぐわないというのが私の考えです。

 あ、書いていなかったこととして今作の音楽全般はあんまり褒められないな、という印象です。
場面に応じたそれなりの音楽が鳴っていたな、という程度か・・。

ゴジラvsコング 人々のこと 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/20 (Tue) 18:57:19

『ゴジラvsコング』は「ゴジラ」とコングの戦いを見せるのが主眼の映画ですから、人間たちのストーリーが脇に押しやられるのは仕方のないことです。
もっと言えば、人間の話に深入りしないという正しい選択をしたという評価が出来ます。

 では人間たちの描き方がいい加減だったのかというと、そうは思いません。
深入りしないまでもなんらかの観念を伝えていたり、セリフを通じて作り手の思いを代弁する役割を担っていたものと思います。

 一人ずつ見ていきましょう。

 マディソン。
 彼女は前作『キング・オブ・モンスターズ』事件以来「ゴジラ」にこだわりを見せ、一部のマニア(?)の間では有名人のようです。
彼女が体現するのは、問題意識を持つ者は行動せよ、というメッセージでしょう。
マディソンがバーニーに会いに行こうとしたときジョシュが「なぜバーニーの手伝いをしなきゃならないのか?」と訊ねるのに対して、
「他の誰もやらないから」と答えるところに彼女の姿勢がうかがえます。

 マディソンの父マーク。
 今回はまるっきりの脇役でしたが、重要なセリフをしゃべっています。
 マディソンから「ゴジラ」が暴れたことについて議論をふっかけられて、「(ゴジラは)生き物なんだ。人間が変わるようにヤツも変わることがあるだろう」(おおむねそのようなことを言う)
「怪獣と人間の共生などは無理だ」と言い放ちます。
 これは、前作でめちゃくちゃになったモンスターヴァースシリーズの路線を敷き直す意図を伝えるセリフと思いました。
『キング・オブ・モンスターズ』について当時私が書いたものから一部引用します。

「 そして、エンドロールで炸裂する怪獣礼賛!
怪獣たちが目覚めた結果、地球の環境問題はなにもかも解決したようですね。
もういいじゃん、モンスターバースシリーズこれにて終了!
 私は従来、怪獣を敵視するだけの映画はダメだと言い続けて来ました。
同時に、怪獣とは益獣にも害獣にもなり得る存在であって、善でも悪でもないのだ、と。
この映画では完全なる益獣に仕立て上げてしまった。
 正気ですか?」引用終わり

 今作では正しい怪獣映画の路線へ転換する意図があったと見ました。
怪獣は悪意がなくても人間社会に害を及ぼしてしまう存在で、人間が野生状態ならまだしも、文明を持ち都市生活を営む現代人と怪獣は相容れないものだからこそ怪獣映画が成り立ちます。

 バーニー。
 重要人物です。彼の活動がマディソン、そしてジョシュを動かし、ストーリーを終結させます。
 この映画の巧妙なところは、彼をあまり信頼できない人物として性格付けしているところです。
彼は最近流行りの陰謀論者であり、なにもかも疑っています。もし彼を、世間からは白眼視されているけれど正しい考えを持つ人間で真実にたどり着いた立派な人(←マディソンはそう思っているらしい)として描いてしまったら、
陰謀論者をヒーローにしてしまう危険をはらみます。
 バーニーは軽口が多く、極端な説を語りがちに描かれていて、観客にとっての案内役にはなりませんよと見せています。
これによって陰謀論は疑わしいものだと感じさせることに成功しています。
しかし、ストーリー上、バーニーは陰謀を暴く役割を担っています。これは、彼が行動によって事実を確かめることをいとわなかったから実現したのです。
世の中に陰謀なるものがあるとしたら、事実を確認することが大事であるという隠しテーマが込められていると見ました。
これも最近流行りのファクトチェックを取り込んでいるとも言えます。
 同時にバーニーの存在が映画全体に明るさを醸し出していることも評価します。
このごろの怪獣ものはやたらと深刻な顔をした人物ばかり出てきて息苦しかったので、今作をおもしろく感じた要素の一つとしてバーニー(とジョシュ)の存在も挙げられます。

 ジョシュ。
 マディソンの子分みたいな立ち位置かと思います。ラスト近くでマークから「ジョシュ黙れ」などと邪険に扱われている様子からかなり親密な関係であることが見て取れます。
かといって決して「彼氏」ではないところが新機軸ですね。
 なんのためにいるのかわからないような立ち位置ではありますが、要所要所で役に立つ活躍をしています。
(雑貨屋での聞き込みや、なによりメカゴジラのドリルを止めてコングを救ったのは彼である)
演出上はバーニーとセットでコメディリリーフの役割をしているのが大きいです。
 メカゴジラを止められないかと悪戦苦闘する場面でのバーニーとの会話なんて漫才です。関沢脚本を彷彿とさせました。

 ジア。
 ほとんど小美人の役割でした。(しゃべらないのも良かった。本当に手話で会話する女優さんとのこと)人間を信用していないコングと人間を繋ぐ役割です。
ジアもまた孤独な存在ではありますが、アイリーンの愛情と庇護に信頼を寄せているのでアイリーンからの依頼であればコングに伝えるという図式になっています。
アイリーンが直接コングと対話出来るわけではないのでコングと(文明を持つ)人間の距離を作ることが出来ていたと思います。

 アイリーン。
 ストーリー上の役割としてはコングとジアの関係を文明人に繋ぐ立場にいて、コングの専門家という立ち位置からコングに関する説明を担っていました。
彼女がかつてネイサンと一緒に働いていたという設定を作ることでエイペックス社がコングの徴用をすることをスムーズに展開させています。
しかしひっかかったのは、ネイサンの依頼を受けてアイリーンが承諾したとしても、モナーク本部の許可取りは必要だったのではないかというあたり。
コングを連れ出せば「ゴジラ」が襲ってくるというのは前提条件になっていたのですから、かなり大きな決定でしょう。

 ネイサン。
 要所要所でコングの苦境を救う役どころでしたが、彼がやらねばならなかったのは地下空洞の説明役だったのではないでしょうか。
そこが決定的に不足していました。先述したように地下空洞の説明不足は世界設定の説明不足であり、作品世界の説得力を損なっています。

 芹沢蓮。
 劇中では前作まで出ていた芹沢ナベケンさんの息子であることを表明しません。
メカゴジラの開発者でありオペレーターであることはわかりますが、さほどの役割はなかったようです。
日本人が関係することにゴジラ映画としての象徴的な役割はあったかもしれませんが。

 マイア。
 シモンズの娘で、シモンズの人間性をその子供のメンタリティから伝える役割はあったようです。
高慢な若い女というキャラクターは作品の彩りになっていたようです。

 シモンズ。
 ハイテク企業エイペックス社の代表で、今作のストーリーを動かした張本人。
なのに彼の内実がヒント程度にしか描かれないのがドラマ上最大の欠陥だったかもしれません。
芝居を通じて感じられる彼の人となりは、自信家で仕事第一のエリート、というところなんですが、では何を目的に生きているのかとか、社会や人間をどう見ているのかというあたりをもっとはっきり描くべきだったと思います。
バーニーのポッドキャストによればエイペックス社では人間を操る研究もしているということで、シモンズはすべての支配者になろうとしているのではないかという推論も成り立ちます。
そこでメカゴジラを作りゴジラを倒して頂点に立とうとする発想が、どんな思想から生まれるのかということをしっかり描くことが出来れば、
人間が普遍的に抱える問題も織り込んだ傑作になったかもしれません。
『ゴジラvsコング』作中では描いていないことですが、昨今の成長至上主義とでも言うべき、寡占企業による飽くなき企業買収と巨大化には独裁国家と同じような脅威があるように思います。
そこに倫理なき技術の暴走を絡めた存在がエイペックス社でありシモンズだったのではないでしょうか。
エイペックス社は軍事技術も扱っているらしき映像も挿入されていましたし。
 地下空洞の景観やそこでの出来事を大幅にカットすれば、シモンズとエイペックス社に関するエピソードを厚くすることが可能だったのではないでしょうか。
そしてエイペックス社と社会の関わりを描くことで怪獣事件の社会性も感じさせることが出来たはずと思います。


 人間たちの設定には意味は分からないまでも、家族を失った者が多いということもありました。
 マディソンや芹沢は前作劇中で母や父が亡くなる様子が描かれていますので今作の意図とは言えませんが、
ネイサンが兄を亡くしていること、バーニーも妻を亡くしていることをわざわざ説明する必要があったでしょうか。
どちらも写真まで見せて印象づけています。
ジアもまた両親と一族を失った少女です。
 観客には伝わらなくても構わないと腹をくくった作り手のこだわりがありそうです。
あるいはシナリオを再構成した結果欠落したドラマがあったのかもしれません。
 バーニーに関しては妻を亡くした喪失感を埋めるためにエイペックス社潜入とポッドキャスト放送にのめり込んだという背景があるのかなと思いましたが。
いずれにせよ、家族を失った者たちのドラマだったことに、私は何か無視できない良い意味での澱みを感じました。

 ついでに。
 マディソンご一行が香港のメカゴジラテスト場に紛れ込んだとき、どうして誰も三人の存在に気付かなかったんでしょう。
モニターカメラとか完備されていたでしょうし、メカゴジラを通して芹沢が発見してもおかしくないんじゃないかと気になりました。

Re: ゴジラvsコング 人々のこと - なんじぇい (?)

2021/07/21 (Wed) 02:29:31

>地下空洞の景観やそこでの出来事を大幅にカットすれば、シモンズとエイペックス社に関するエピソードを厚くすることが可能だったのではないでしょうか。

これはかなり疑問です。地下空洞の世界はそこそこ新鮮味のある映像であり、ワーバットとの戦いなどもある程度コングの強さを見せるために必要でしょうから(ゴジラにやられてばかりではコングの強さが伝わらず、コングが弱いだけではないかと思われてしまう)、そう簡単に切れるものだろうかとも思います。


なお映画は元々は5時間くらいあって大幅にカットされたそうです。
https://www.denofgeek.com/movies/godzilla-vs-kong-director-adam-wingard-five-hour-cut/



余談ですが、酒によって機能停止したメカゴジラは『シン・ゴジラ』のヤシオリ作戦のオマージュではないかと言う意見がそこそこありました(ヤシオリ作戦の血液凝固剤の元ネタが酒です)。
シン・ゴジラも人造生物ですから、何か不思議なものを感じます。

Re: ゴジラvsコング 人々のこと 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/21 (Wed) 18:44:07

 地下空洞のシーンをどれぐらい生かすのが適切なのかは、なかなか難しい話ではあります。
 あのシーン、ずいぶんこだわっている感じが伝わってきます。
それだけにあそこだけ別の映画のような感覚にも襲われる面もあります。
 撮影済みの素材を使ってどうこうするのは無理がありそうな話なので、シナリオの煮詰め段階で考え直したいという意見です。
 私の目算としては、コングがワーバットをやっつけるシーンと地球中心側から地表側の地面に乗り移るシーンは絶対生かしで、コングの宮殿(?)のあり方をもっと簡素にしてもいけるんじゃないか、と思いました。
 手型を合わせて扉を開けるとか、内部の文明の痕跡(「ゴジラ」?らしき竜のような床のレリーフだったり、コングの彫像だったり)はなくてもいいのかと思ってます。まあ、それは私の好みでしかないんですが。
 ロッククリーチャーの描写とかヘルホークの襲撃とかカットしたらまずいですかねぇ、なんて思ってます。
 地下空洞のシーンを全残ししても上映時間をちょっと伸ばせば、私が足りないと思ったファクターを描けるはず、とも思っていたんですが、
ご紹介頂いたインタビュー記事を読むと、かなり意識的に2時間を切る上映時間に仕上げたらしいことがわかりました。

 じゃあしょうがないよなぁ。
別にダメダメ映画になっているわけではないので、よしとしますか。

 バーニーの酒。
 ヤシオリ作戦へのオマージュじゃないか説は、可能性大だと思います。
ウィンガード監督の小ネタの仕込み方を見ると十分あり得るような気がします。
(私程度ではわからない小ネタがたくさんあるようです)

ゴジラvsコング 地下空洞 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/18 (Sun) 17:41:24

 モンスターヴァースシリーズでは大昔に唱えられていた地球空洞説を再利用した世界設定を使っています。
『ゴジラvsコング』で初めて地下世界を見せてくれたわけですが、さて、劇中での地球の構造がよくわかったでしょうか?

 一回目に見たときは、地殻に隙間があってその天井向きにも何故か1Gの重力場があるということかと思いました。
しかしそうなると地下空洞を移動するコングは地殻の円周に沿って南極から香港の直下まで走ったことになります。
10000キロ以上もあの調子で走ったの? プレートの境目はどうしたの? という疑問が湧きました。
 コングの走行速度(パンフによると二足で時速126キロ、四足で時速167キロ)を以てしても何十時間もかかるのでは?

 ネイサンの研究室で芹沢が見せるグラフィックからは、地球のコアから幾筋も何かが地表に向かって伸びているように見えるので、
コアの表面とマントルの下面の間に地下空洞があるようにも解釈できるのですが、
それでは、地底探検艇HEAV(ヒーブ)とコングは3000キロ近くも地底深く潜ったということになります。
とてもそうは思えませんでしたし、だとするとマントルを通り抜けたのか、香港の「ゴジラ」は熱線で何千キロも穴を掘ったか、その穴をコングは這い上がったのかという疑問も湧きます。

 それから、ネイサンの兄も地下空洞の研究をしており、その探検行において事故死したそうです。
それは、地下空洞へ降りていく途中で重力の反転現象が起こり機体がバラバラになったからだというのですが、
地下空洞に出るところで重力が反転するとしても、万有引力は質量を持つものすべてに働くのだから、物体の構造にストレスがかかるわけではないでしょう。
引力が反転する境界面を通過する一瞬だけ2Gで圧縮されるとも考えられますが、2G程度で機体がバラバラになるというのはどういう理屈でしょう?
スペースシャトルの打ち上げ時でも最大3Gの加速をするとのことです。

 そんな疑問を抱えつつさらに見直してみますと、
コング輸送船内でネイサンが示す空洞への進入ルートは、コアにまで到達するトンネルであろうことがわかりました。ただしあまりにもチラ見せで説明にはなっていません。
そして南極の横穴から垂直のトンネルに落ちた後、光の壁を通り過ぎたところで周囲がブラックアウトし、色彩のある光のパターンが見えて再び光の壁を抜けて地下空洞に出ています。
何の説明もないので想像でしかありませんが、光の壁に挟まれた空間はなんらかの特殊な「場」であり、マントルを飛び越す空間のワームホールのようなものなのでしょうか??
そこで引力に激しい変動が起こって通常の機体であればバラバラになるということかもしれません。
セリフでは「重力の反転」と言っていますが・・。

 地球のコアまで潜ったのなら、コングはコアの表面(ないしその天井)を走ったから短い距離で南極から香港の緯度まで到達出来たと解釈できます。

 だとすると新たな疑問も湧きます。
 地下空洞の天井側(地球表面側)とコア表面側それぞれに引力があるのはいいですが、双方、地表面より重力加速度はかなり小さくなると思われます。
それほど低重力であるような描写はされていませんよね。
(両面の中間が無重力になるのは・・・どうなんでしょう。惑星内部の引力がどうなるかはひじょーに計算が難しいので私には分かりません。ちなみに惑星内部では周囲からの圧力は高くなるはずですが、
それは重力の強さによるわけではなくて、積み重なった質量総計の「重さ」によるものと考えるべきと思います。詳しい方に教えて欲しいところです)
 そしてやはり「ゴジラ」の熱線が何千キロも垂直な穴を空けたことになるし、そこをコングが這い上がったことになってしまう。
地殻の下端とコアの上端はどこでもワームホールで繋がっている??

 とにかく地下空洞に関する説明が足りなすぎます。
地表における太陽の役割を果たすエネルギーもあると説明されて、地下空洞にはなんらかの光源があるように見せてはいますが、何が光っているのかわかりません。

 モンスターヴァースシリーズの根幹を成す設定ですから、もっと丁寧に映像で見てわかるように説明・描写して欲しかったです。
HEAVコクピットに位置情報を示すディスプレイでも設定して、いまどこにいるか、を図示するぐらいはやって欲しかったです。
引力の問題やマントル通過時の問題は、「不思議だが本当なのだ!」とバカボンパパ的にでも一言あれば、未だ科学で解明できないこともある、と納得します。

おまけ。鑑賞後のメモより。
  フロリダ州ペンサコーラから香港までの距離は?(13700キロぐらい) 輸送ポッドの速度として映像に「current speed 620」ぐらいからどんどん数値が増える様子が映る。説明がないのは問題だが。
下にMPHと書いてあるので時速1000キロを超えて加速したと思われるので移動時間としてそれほど無理はないか。
 しかし中にいる人間達が加速Gを感じている表現はない。穿って考えればエイペックス社は反重力エンジンまで開発しているので慣性を制御する技術もあるのか?
(「ヴィドライーター」の慣性制御と御同様?)

Re: ゴジラvsコング 地下空洞 - エクセルシオール (男性)

2021/07/18 (Sun) 20:42:44

 「地球空洞説」。SFの古典的名著であるジュール・ベルヌの『地底旅行』をはじめとして、昔はこの説を採用して様々な物語が作られました。
 でも、地球の内部がすさまじい高温かつ高圧力の世界だとわかってからは一気に衰退してしまい。現在ではトンデモ設定の一つになってしまっています。

 モンスターヴァースシリーズではその設定を大々的に復活させたわけですから、突っ込みどころのない疑似科学的設定を構築するのはかなり難しいみたいですね。それが冷静に考えるとかなり無理があると思えてしまう結果になっているのかなと思います。まあ、ここは大らかな気持ちで見たほうがよいのかもしれません。もしも『ゴジラSP』のように難しい言葉の洪水で説明しようとしていたら、本作品は全くダメになってしまったでしょう。
 とはいえゴジラの放射火炎が地下世界まで穴をあけたというのはかなり強引だったなとは思いましたが。

 余談。上記したように地球空洞説の衰退とともに、SFでは地球の地下に別世界という設定はかなり分が悪い状況にあります。例外的に「地球の表面を覆う薄いプレートだって数十キロの厚さはあるのだからそこに地下世界がある」と考えた作品として大長編ドラえもんの第8作目『のび太と竜の騎士』があります。
 後は田中芳樹の小説『キング・コング』も小さな髑髏島に多数の恐竜が生き残っている理由として、髑髏島には地下世界の入り口があるという設定を採っていました。

Re: ゴジラvsコング 地下空洞 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/19 (Mon) 18:47:10

 そうですそうです。
 劇中世界を成立させるための設定が複雑怪奇なものだったとしたら、
それをこまごまと解説することで映画が壊れてしまいます。
(作品全体のテーマを背負った設定の場合は細心の注意を払ってきっちり説明すべきですけど)

 不思議なことは不思議なこととして、こういう世界です、でもいいのだと思います。
 せめてどこへ行ったのか、何が起きたのかは明確にして欲しいと思うのです。

ゴジラvsコング メカゴジラ(銀さんが白目をむきます) 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/15 (Thu) 18:39:12

 今回はメカゴジラの話。

 メカゴジラが登場するたびに考えてしまうのは、メカゴジラのアイデンティティって何だろうということです。
もともとはブラックホール第三惑星人がゴジラのふりをするロボットとして作り出したものなんですが、つまり科学技術によって作られた文明の産物です。
 機械のゴジラだからメカゴジラ、という程度の意味合いしかないとも言えます。
それでも形や機能が違えば別の名前にした方が収まりがいいはずじゃないかとも思うところがあります。
どれもこれも「メカゴジラ」では、名を呼んでも区別が付きません。

(だからファンは便宜的にGフォースメカゴジラと呼んだりしますし、『ゴジラ×メカゴジラ』では機龍という愛称を考案したのでしょう)

 機械につけた名前なのでゴジラ、ラドン、モスラのような特定の生き物に付けた名前より、中身が別物になっても抵抗感が少ないのは事実ではあります。
と、私の中では結論が出ていない話から始めてしまいました。

 今作でのメカゴジラ、デザインはあまり格好良いとは思いませんでした。
なんだか骨組みみたいで・・。
 それでも悪役でありやられ役なので、ちょっと無様でもいいのかなと思っています。

 ではその描かれ方がどうだったかと考えますと、なかなかよかったんじゃないかと感じました。

 初登場シーンでも従来のメカゴジラたちのような仁王立ちポーズではなく、とぐろを巻いて身を隠しているような形で出てくるあたり、
妙に邪悪な感じでよかったですし、格闘になるとこれまたよく動きます。
 古くさいロボットのイメージを壊して機械の俊敏さを見せたのも良かったです。
 全身武器というメカゴジラの基本を守っているのも好感を持ちました。

 それから、姿勢を立て直すためにロケットエンジンを噴射するのも機械っぽくて良し。

 シモンズの狙いはまず「ゴジラ」を倒すことだったので、その部分ではGフォースや特生自衛隊のものと同じ発想と言えますが、
その上でゴジラに成り代わらせるとも言っているあたり、「ゴジラ」のロボットである意味が出ています。
(やっぱり他の怪獣を従えるんでしょうか)

 と、そんなに不満はないレジェンダリーのメカゴジラではありましたが、やっぱりよくわからないところはありました。
 以下、メモ書きしたものを貼り付けます。

 ギドラの頭蓋骨もテレパシーを発する? メカゴジラの中にもギドラの頭が入っているとバーニーが言うがその根拠は?←会社のコンピュータから盗んだファイルに書いてあったか?
 地底で採取したエネルギー源の解析が終われば転送できるとは? メカゴジラのエネルギー源をダウンロードの意味がわからない。
もとのセリフでは転送ではなくrecreate(再作成)と言っているので、解析さえ出来れば同じ物を作れるほどの技術を持っているのか?
 メカゴジラのコントロール系はどうなっている? 衛星とリンクしているというセリフがあるが・・。
 芹沢の意識とはリンクが切れたあとで、コンソールに酒をぶちまけることで尻尾ドリルが止まるのはなぜか?

 今回メカゴジラに使われたギドラの頭蓋骨は前作のラストでテロリストが買い上げたギドラヘッド(肉もついていた)とは別ではないか。

凄すぎるゴジラSPインタビュー - なんじぇい (?)

2021/07/11 (Sun) 17:57:06

もう『ゴジラSP』の話はしたくないと思っていましたが、月刊ニュータイプ2021年8月号に円城塔氏のインタビューがあると聞き、どんな言い訳をするのかと思い読んでみました。
そうしたら想像を超えていたので紹介します。

「(オーソゴナル・ダイアゴナライザーは)紅塵を原料に何でも作れるプログラマブル触媒です。怪獣は、紅塵を組み立てて体を作っているので、怪獣の設計図みたいなものですね」
「まずゴジラは出るじゃないですか……いや、最初は出さないという案もあったんだけど(笑)、そのゴジラの周りで、鳥みたいなヤツにいっぱい飛んでいてほしいと。でもモスラは違いそうだ。じゃあ、ラドン先生に小さくなっていただこう、みたいな」
「オーソゴナル・ダイアゴナライザーを起爆すれば、それで片が付くはずなので、僕は(ジェットジャガーは)巨大化しなくてもいい派だったんです。今となっては、やっぱり大きくして正解だっただったなと思ってるんですが……」
「全体の構成を詰めていくうちに、途中で『これ、(銘とユンが)会わないんじゃない?』って。で、いっそ引き伸ばせるだけ引き伸ばしたら最後になりました」

なんと円城塔氏は最初はゴジラが出ない案も考えており、ラドンがあんな扱いになったのは実にしょうもない考えでしかなく、主人公たちが会う展開を引き伸ばせるだけ引き伸ばし、ジェットジャガーも巨大化せずすなわち怪獣バトルも一切なかったそうです(それもゴジラvsコングに比べたら100分の1くらいの面白味もないのですが)。
ゴジラも怪獣たちもただの紅塵の集合体でしかないとは悪い意味で想定外でした(私はゴジラらしき生物が紅塵、果ては怪獣たちを産み出してると思っていた)。
あきれてものも言えないとはこの事だと思いました。
実際は酷すぎて読んでいて笑ってしまっていましたが。

Re: 凄すぎるゴジラSPインタビュー 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/12 (Mon) 19:03:01

 えっ? ゴジラのアニメ化を頼まれたんじゃ・・・。

 あの出来ならゴジラを出さないほうがよかったですね。
(まあ実際のところ、ゴジラは出てませんでしたが)
 オーソゴナルナントカの設定は劇中で知りたかったですよ。
インタビューで語られてもなぁ。

やめてください…… - なんじぇい (?)

2021/07/15 (Thu) 15:30:45

ゴジラSPの公式ファンブックを読んでたら、12話で飛んでいたただの蛾がモスラと書いてました。

そしてそれよりも、
「本作によって『ゴジラ』は新たなる境地を開拓。アニメ版ゴジラ時代の幕開けになったことは間違いない。」
という恐ろしい文字がありました。


なんと東宝はまたもアニメゴジラを作るつもりのようです。というよりアニメにシフトするのでしょうか。
現状全く期待できませんが、本作の続編なら何があろうとも見ません(SPのゴジラは塵の集合体なので、私の知り合いは私含めて紅塵怪獣ゴミラと言ってました……たしか掃除機のCMでそんな名前の怪獣が出てたような)。


しかし現状では何度アニメをやろうと、訳の分からない弱々しいものに変える改変や全く暴れない怪獣たちをやり続ける限りどうしようもないと思います。

Re: 凄すぎるゴジラSPインタビュー 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/15 (Thu) 18:35:22

 ナショナル掃除機隼(はやぶさ)!!
 あのCMが流れたときは脳天をぶち割られたような衝撃がありました。
 いや、そんな話じゃなくて・・。

 アニメ版ゴジラ時代だとぉぉぉ。
 評判も良くないのに勝手に「時代」にするな、と言いたいです。
黒歴史でしょ。

特撮ドラマ 超速パラヒーロー ガンディーン 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/06/28 (Mon) 18:47:10

 NHKの特撮ドラマ「超速パラヒーロー ガンディーン」第一話を見ました。
毎週土曜18時5分~18時43分、全三回です。

 事前情報から、東京パラリンピックに絡めたお遊び企画だろうなと考えておりました。
ところがどうしてどうして、意外にしっかりした作りの特撮ドラマに仕上がっていて驚きました。

 登場人物がカメラ(視聴者)に向かって話しかける、というちょっとはじけた演出(ウディ・アレンがよく使う? 演劇用語で第四の壁を壊すというらしい)もありつつも、
中身はパラ陸上(出てきたのは三輪車椅子での競走)と変身ヒーローものの融合を目指したストーリーで、第一話ではほとんどのシーンをパラ陸上の話に使っています。

 こらえ性のない人にはもどかしい構成かもしれませんが、私は好感を持ちました。
タメもなく怪物出現、ヒーロー登場という短絡的なストーリーより、人物関係や状況を丁寧に示してから空想的な展開に持っていったほうが、
ファンタジックな事象が出てくることの驚きが大きいはずです。

 まだ全容が見えていませんので今後どうなるのかわかりませんが、基本は人間大のヒーローが体長10メートルクラスの怪獣と戦う話らしいです。
怪獣としては小粒で、この作品が巨大ヒーローにはしないという方針であればこの程度の大きさでいいということかもしれません。
あるいは、90年代末か2000年代初めに盛んに唱えられた、ゴジラサイズの怪獣よりバラゴンサイズの怪獣のほうが怖い理論を援用したのかもしれません。

 怪獣の着ぐるみに生物感が足りないなと感じるところもありましたが、そのデザインは近年増えている外国製クリーチャー風ではなく、
成田デザインのウルトラ怪獣に似た風貌です。

 少し不安なのは怪獣事件の背後に悪の軍団(??)らしき存在が見えていること。
仮面ライダーや戦隊の匂いも漂います。(まあおもしろければそれでもいいのか。怪獣が使いっ走りになるのはおもしろくないけれど)

 いままでいくつかNHKの特撮ドラマがありました。
「オアシスを求めて」とか「生物彗星WoO」とか「怪奇大作戦」のセカンドとかミステリーとか、「荒神」なんてのもありましたね。
「怪奇大作戦」二部作はまずまずだったと思いますけど、あとはもう勘弁してくれという出来で、今作が挽回してくれることを祈ります。

 NHKプラスで見逃し配信もあるようですから、ご興味のある方はご覧になって下さい。

Re: 特撮ドラマ 超速パラヒーロー ガンディーン 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/04 (Sun) 16:52:38

 第二話を見ました・・・・。

 うーーーーん、いまいちうまくいっていないような。
 第二話は盛大に設定説明回になっていて、さらに企画意図をストレートに意識させるような教条が押し出されていました。
 そのあたり、もっとストーリーを通じて自然に感じさせるようにしないと作り物っぽくなってしまいます。

 そして第一話に比べてさほど事態が動くわけでもなく、
特撮シーンも少ないまま。
 最終話で大展開するのかもしれないけれど、TVの連続物としてはタメ過ぎでは・・。

Re: 特撮ドラマ 超速パラヒーロー ガンディーン - エクセルシオール (男性)

2021/07/06 (Tue) 22:57:44

>最終話で大展開するのかもしれないけれど、TVの連続物としてはタメ過ぎでは・・。

 確かに次で最終回にしては話のテンポが遅すぎる感があります。第2シーズンが決まっているのならともかく、このままでは消化不良の結末になってしまう危険性があります。
 「オリンピックが始まるから3話で無理に終わらせた」などと言われないような最終回になってほしいですね。

Re: 特撮ドラマ 超速パラヒーロー ガンディーン 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/07 (Wed) 18:30:29

 どうもです。
 はたしてどんな最終話になるのか。
第一話冒頭でラストバトルらしき派手なアクションをチラ見せしていたので、期待はしています。

Re: 特撮ドラマ 超速パラヒーロー ガンディーン 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/14 (Wed) 18:26:11

第三話最終回。

 多少派手な特撮シーンはありました。
でも、やっぱり設定の説明が付け加えられただけみたいな内容で、
どうにも不完全燃焼だなと思っていたら、
なな、なんと、まだ続きがありますよ、的なエンディング。
 そりゃないぜセニョール。
全三回の連続ドラマでしょう?
 とりあえずは三回でフィニッシュしてくださいよ。
構成が悪いです。

Re: 特撮ドラマ 超速パラヒーロー ガンディーン - エクセルシオール (男性)

2021/07/14 (Wed) 22:43:47

 懸念通りというべきか、やっぱり消化不良で終わってしまいましたね。作中における根本的な問題は全く解決できておらず(敵を一時撤退に追い込んだだけである)、第三勢力的な「謎の男」まで登場して、「戦いはこれから」みたいなラストでした。

 最近は、深夜アニメなどでもよくありますが、「一応の結末」にすらたどり着けず終わってしまう作品が少なくありません。映像ソフトが売れれば続きを作るという発想で、中途で放置されるものも続出しています。天下のNHKがそんな発想をするとは考えたくありませんが、まさかこれでおしまいということはないでしょうね。

 ハンディキャップをもった主人公が変身後もそれを抱えたまま戦うという設定は興味深いものでした。身体障害を文字通り「障害」としてのみ描くのではない内容は、作り方次第で非常に充実した物語を作れたはずですが、やはり3話では少なすぎましたね。
 続きは早急にきちんと作ってほしいです。このままでは問題だらけの東京オリンピック・パラリンピックの便乗作品と言われても仕方ないでしょう。

Re: 特撮ドラマ 超速パラヒーロー ガンディーン 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/15 (Thu) 18:28:52

 パラスポーツの選手が変身ヒーローになる、というだけでも描くべきことが盛りだくさんになる題材のところに、あの町工場の従業員には特徴的な人物を配置していて現代社会の縮図みたいな構図まで取り込んでいました。

 そこに加えて主役たるガンディーンの設定がまた複雑で・・・。

 もともとは何話で作るつもりだったのでしょう。
とりあえず三話完結ならそれなりの取捨選択をすべきだったでしょう。

コング 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/13 (Tue) 18:21:50

 この一文では『ゴジラvsコング』でのキングコングについて感じたことを書いてみます。

 まず今作では一貫してコングと呼ばれます。タイトルでもコングです。
キングコングと呼ばない理由がなにかありそうです。
 コングとしての前作『キングコング髑髏島の巨神』も原題ではコングであり、当時の情報では、まだ成長途上なのでキングがつかないという説明があったように思います。
すると今作でもまだ子供なのでしょうか。オープニングタイトルで表示されるコングの説明図にも「KONG」と表記されていますが、同時に日本語で「キングコング」と書いてあります。
うーーーん、わからない。コングなのかキングコングなのか。
ま、これはちょっとした疑問。

『ゴジラvsコング』はアバンタイトルでコングの日常を見せます。
 髑髏島の隔離施設でヒマでだるそうなコングを見せ、コングの欲求不満を見せるシーンです。
ごろ寝していたコングが立ち上がって歩き出したとき、何気なくケツをぼりぼりと掻く芝居に感ずるものがありました。
怪獣だって痒くなることもあるし、痒ければ掻きもします。
そんな生き物のリアルを大事にした演出は必要です。

 今作でのコングは全体に哀愁担当だったように思います。
少女ジアに気遣って人間に捕まったまま我慢を続け、地下空洞では元気を取り戻した様子だったのに結局「ゴジラ」には負けてしまう。
負けた後のカラ元気も哀愁を感じさせます。
(「ゴジラ」に踏みつけられながらも吠え返すところね。あの二頭が吠え合うシーン、市川右太衛門『旗本退屈男』1958年版の片岡千恵蔵との共演シーンを思い出しました。
同作は市川右太衛門映画300本記念作品で、特別ゲストで千恵蔵先生も出演ということだったと思います。二人が出会うシーンで互いにその素性を知らず、それぞれ相手に向かって
「頭が高ーい」「頭が高ーい」と叫び合うのです)

 最後は「ゴジラ」の危機に駆けつけて名誉挽回なのでコングファンも納得??

 というところでキングコングマニアに訊いてみたい疑問が残りました。
 地下空洞にはキングコングの神殿のようなものがあり「ゴジラ」の背びれと骨を利用した斧が残されていました。
モンスターヴァースのコングはなんらかの文明と関係を持った存在のようです。
髑髏島の住民(嵐で全滅とは酷い)は地下空洞の住民が地上に出てきたものだという裏設定があるようですし、
こうなってくると『キングコング髑髏島の巨神』で説明されたようなつかず離れずの共生関係というものよりもっと密な関係が人間との間にあることになります。

 監督さんはコングレベルの知力があれば道具を使うのもアリだろうと判断したとのことですが、地下空洞においてキングコングの像を造るような文明と共生していたということになると、
キングコングが人間側(文明側)に寄りすぎることになりはしませんか?
 私はキングコングもまた野生の象徴であり、そんなコングがニューヨークに連れてこられたために起こったのが『キング・コング』の悲劇だったと解釈しています。
 私はキングコングマニアではないので、『ゴジラvsコング』で「ゴジラ」に対抗するためにコングが道具を使ったことの是非などよく分からないです。
ちょっと違うんじゃないの? とは思いますけれど。

 余談ですが、コングを使って地下空洞のエネルギーに案内させるというアイディアはかなり苦しいと思います。
生物は自分の故郷(発生地?)を目指すから、というけれどそんなわけないでしょう。
劇中では鮭の遡上と同じ事だ、なんて言いますが、あのー、人間がみんなアフリカに行きたがりますかね??

ゴジラvsコング ゴジラ雑感 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/11 (Sun) 17:31:49

 そろそろネタバレ含みの感想を。

『ゴジラvsコング』、大いに楽しめましたが、では、ここで登場したゴジラを良しとするのかとなると、やはり話は別です。
 モンスターヴァースの一編ですから突然別物を出してきたはずもなく、この不満は2014年『GODZILLAゴジラ』から引き続きます。

 本来のゴジラは爬虫類と哺乳類の中間型の生き物とされていて、その姿形は現生の地球生物はもちろん恐竜にも似たものはいません。
(恐竜をヒントにしているのは間違いないとは思いますが、恐竜をなぞってはいないでしょう)
昔の解説書や東宝の宣伝文の類いにはゴジラを爬虫類としているものもありますが、うっかりミスの類いと思います。

 モンスターヴァースのゴジラはコモドドラゴンとウミイグアナを混ぜたような風貌であり、とくに今作では腕を地面に突いて歩くような動きを見せるあたり、
どうもゴジラっぽくありません。
 放射線からエネルギーを得るような描写はなかったので過去2作よりはゴジラ寄りになったかとも感じましたが・・。
(今作では地球のコアから出る謎の生命エネルギー(??)が怪獣(タイタン)たちのエネルギー源であるとされていて、モンスターヴァースでのこれまでの設定を軽々と捨てている。
ゴジラおよびその他の怪獣が放射線依存怪獣ではないほうが良いに決まっていますが、シリーズとしての一貫性を壊すのはどうなんでしょう)

 首のエラや腕をだらりと下げる姿勢、表皮の違いがなければもっとゴジラを感じられたのに、と残念です。

 それでも、『ゴジラvsコング』でのレジェゴジ(また別の呼び方かいっ)は視線の送り方や全身を使ってのリアクションなどきめ細かい芝居が素晴らしいです。
ちゃんと心を持った生き物として描かれています。
 ゴジラとは気質が違うとはいえ、一怪獣として上手く描けたことを賞賛したいです。

 もうひとつ、前作のラストとは違い怪獣たちを率いるような見せ方をしないのもいいことです。

 それでもalpha titanという呼ばれ方はしていて、生態系の頂点として扱っているのはどうもいけません。
悪役シモンズがメカゴジラを作った理由として、メカゴジラでゴジラを倒し、人類こそが生態系の頂点であることを示す、なんて言ってます。
元祖ゴジラの描かれ方から私が感じるのは、ゴジラは生態系からはずれた存在ではないのか、という感覚です。
ゴジラ族がうじゃうじゃいるわけではないので、ゴジラの存在が生態系に影響を与えるというものではないのではないでしょうか。

 そこに絡んで、今作の「ゴジラ」はなんでもお見通ししすぎます。
コングの存在を感知するのはまだしも、メカゴジラのパーツを作っていた工場を襲撃するのは行き過ぎでしょう。
完成したメカゴジラの起動を感知したのは内蔵されたアメリカギドラの存在を感じたからと解釈できますが、人間の企みを見通して先手を打つとなると計画性まで感じられてしまい、
自由奔放な野生児とは言えません。
 聞くところによるとアメリカのゴジラファンはゴジラの中に父性を見るそうで、レジェンダリーのゴジラが何かの監視人みたいになるのはそのせいなのかも知れません。
けれども、元祖ゴジラはミニラ以外の者に対して父親のような態度を取ったりしていないはずです。
(ここでひっかかるのは『ゴジラ対ヘドラ』。あのゴジラは父的かも。やや、坂野さんだ)

 何の使命も持たずその場の勢いとノリで好き勝手に振る舞うゴジラを再び見たい!

朗報です! - 海軍大臣 (男性)

2021/07/07 (Wed) 18:16:05

 以前から懸案となっていました幻の映画「かぐや姫」が日本に里帰り!
 短縮版ながら、9月に国立映画アーカイブにて上映予定だとか。
 長生きはするものですね。

Re: 朗報です! 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/07 (Wed) 18:36:40

キターーーー!

 円谷監督生誕120周年の日に朗報が飛び込んでくるとは!
(戸籍では別の日付になっているらしいけれど、昔は本当の誕生日で登録するとは限らなかったらしいし、なにより本人が7月7日が誕生日だと言っていたんだからいいじゃない)

 しかし9月だとワクチン接種が間に合わない感じ。
電車怖えーーーー。

ゴジラvsコング初日 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/02 (Fri) 16:55:12

 ああ、びっくりした。ヘドラ50周年記念Tシャツを売ってるんだもんなぁ。
レジェンダリーゴジラの企画には坂野義光さんが関わっていたので関連グッズとは言えます。

 で、やっと公開になった『ゴジラvsコング』、本日初日に字幕版を見てきました。
実は日本公開の予定が不明だったころに米版BDソフトを発注しておりまして、それが6月29日に届いていました。
英語音声に英語字幕をつけた形で一回鑑賞してから日本語字幕つきを見たのでした。

 いやもう、なんと申しましょうか、素晴らしいとは言いませんけれど、お見事!と言える出来映えです。

 まだまだ見ていない人が多いでしょうから、具体的な内容に踏み込んだ感想は控えます。
封切りから最低十日経つまでは細かい劇展開や設定については書かないようにします。
その上で、

 やっと本格的な怪獣映画が復活しました。
前作『キング・オブ・モンスターズ』も怪獣バトル映画であったとは言えますが、ごちゃごちゃした理屈が多く、劇映画の基本が出来ていないシナリオ・映像構成、
しかも、怪獣たちの改変や表面的なオマージュが酷くて見ていて不快なものでした。
 今作はもっと明快な怪獣バトル映画です。

 とにかくギャジラ(ゴジラ)もコングも躍動します。よく動きます。
まさに組んずほぐれつの激闘を繰り広げるのです。
その煽りを食って周りの物(人間の建造物)がどんどん壊れます。

 気持ちいい!!

 格闘の激しさは『キングコング対ゴジラ』を超えたかも知れません。
これはCGアニメの利点を活用したものと思います。着ぐるみではこの動きは出来ないでしょう。
(ただしCGの弱点も露呈はしています。どうしてもアニメの動きになっていて、物体がぶつかり合うときの撃力がうまく表現できていないようではあります)

『ゴジラの逆襲』以後、円谷英二監督がさまざまに工夫して素早く動くゴジラを見せようとしたことへの一つの回答を見せてくれたように思います。
そして近年どこから湧いたドグマか、ゴジラは鈍重なものであるという思い込み持つ人が多いようですが、それを粉砕してくれたことに拍手します。

 怪獣一匹ではこの巨体の躍動を表現するのは難しいです。
私が怪獣対決ものこそ怪獣映画の王道であると唱えるのはそれも理由の一つです。

 また、ギャジラ(ゴジラ)の感情表現も抜かりありません。
東宝側からゴジラは感情を出さないものだ、と釘を刺されたらしいですが、ちゃんと感情のある生き物として描かれています。
まあ、感情を出すな、と言われなかったらやり過ぎになった可能性もあるので、結果オーライというところでしょうか。

 そして今作にも過去作へのオマージュはあります。
しかし前作とは違い、節度あるやり方なので気がつかない人もいるかもしれません。オマージュとはそういうものであるべきでしょう。
『キングコング対ゴジラ』からの引用はわかりやすいですが、『キングコングの逆襲』を思わせる部分には驚きました。『怪獣大戦争』っぽい演出もあります。
それとなぜか『ジョーズ』も。

 問題点としてはやはり設定を付け足したことで怪獣が不自由になっていくのではないかという懸念があります。
今後の展開に影響するでしょうから、怪獣の出自や存在(理由)に設定を増やさない方がいいんじゃないかと思います。
それからストーリー上では◯◯◯◯◯を映像化することに尺を費やしてしまったためにエイペックス社や社会の動きを追うエピソードが不足していて、
視点がコング組とエイペックスの秘密を追う組に限定されてしまったために怪獣事件の社会的な大きさがいまいち伝わっていないのが残念でした。

 新型コロナの感染拡大が再び懸念されている昨今、緊急事態宣言発出となれば映画館も再び休業か縮小営業になってしまうかもしれません。
早く見に行かないと見逃しますぞ。

 私は次回、吹き替え版を見に行こうと思っています。
字幕では相当不正確な翻訳になっていますから、より正確にセリフを聞くためには吹き替え版のほうがいいです。

字幕か吹き替えか - エクセルシオール (男性)

2021/07/02 (Fri) 20:27:12

 外国映画等を観る際には字幕がいいのか、吹き替えがいいのかは永遠の論争ともいえる状況にあります。実際、何年周期かで激論が発生していた時期もありました。

 字幕の良さは元々の俳優の声がそのまま楽しめ、原語による微妙なニュアンスがそのまま観客に届くこと、外国語に親しめるようになること等が挙げられるでしょう。
 一方、吹き替えの良さは、まず情報量の多さがあります。字幕ではどうしてもスペースの制約から本来の台詞を相当程度割愛せざるを得ず、物語を正確に理解できなくなるおそれがあります。また、熟達した声優による吹き替えはそれ自体が芸術であり、けして字幕で代替できるものではありません。「この役者の吹き替えはこの人以外にない」という事例も少なくないでしょう(例えばショーン・コネリーなら先日亡くなられた若山弦蔵、ジャッキー・チェンなら石丸博也等)。

 こう考えると月並みですがどちらもそれぞれの良さがあるわけで両立しているのが一番いいと思います。

 ただし、吹き替えにきちんとした演技力をもった本職の声優ではなく、素人に近いタレント等を起用するのはいただけませんが。


『ゴジラVSコング』。面白かったのなら何よりです。私もできるだけ早く観に行くつもりです。

ゴジラvsコング感想 - なんじぇい (?)

2021/07/03 (Sat) 21:38:51

私も見たので感想を……(極力ネタバレなしで)

ここ20年のゴジラ映画でトップの出来でした。
とにかく大暴れを見せてくれました。人間中心的な感じも、ゴジラを貶めるようなふざけた筋書きも一切ありません。
ただ○○○○○の攻略法が実質○なのは流石に消化不良感がありました。
あと○の入手方法があまりにも唐突なのが気になりました。

とはいえ、近年の見ていて気分が悪くなりそうな作品たちの中では間違いなくダントツでいい出来です。
ゴジラ映画何か一本どれ見たらいいんだ、みたいなことを聞かれたら、映像面から見たら本作を見せるのが一番いいのではないでしょうか(初代ゴジラはモノクロだったりでどうしても受け付けない人もいるでしょうから)。

あまり書けないのでこれくらいにしておきます。

Re: ゴジラvsコング初日 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/04 (Sun) 16:46:55

 みなさまどうもです。

 吹き替え版を見に行く算段が整いました。
字幕版(と拙い私の英語力)ではよく分からなかった部分が明確になることを期待します。
 2014年の『GODZILLAゴジラ』のとき、劇場では字幕版しか見ていなくて、
主人公の父の行動について「変じゃないの?」と突っ込んだのですが、
その後「怪獣プラネット・ゴジラ」見たさに買ったブルーレイボックスで吹き替え版を見たところ、
字幕ではわからなかった「父」のセリフがあって字幕版で感じた矛盾が解消されたという経験がありました。

 字幕翻訳にはいろいろ苦心があることと思いますが、
勘違いが起こらないような省略をお願いします。

 確かに近年の映画技術を見慣れた人に60年も前の怪獣映画を勧めても、内容が伝わるより前に絵柄で拒絶されそうです。
『ゴジラvsコング』で入り口を作れそうなのは喜ばしいことです。
(「ゴジラSP」はなかったことにしても問題なし!)

 あ、それとちょっと気になるのは、テレビのCMを見ていると、
まるでゴジラと戦わせるために人間がコングを連れ出すように受け取れてしまいます。
そうじゃないです。もうちょっと手が込んでます。

Re: ゴジラvsコング初日 - 海軍大臣 (?)

2021/07/04 (Sun) 22:04:37

私の場合、同居してる高齢の親のワクチン接種が終っていない関係で、まだ当分は観にいけない状況が続いていて、残念です。
どうやら、ここ最近の国産ゴジラよりは余程、納得のいく作品になっているみたいですね。もう国内のクリエーターは、完全に海外に追い越されちゃったのでしょうか。
その昔、海外版の84ポスターをサカナニシテ、ゴジラに人を喰わせちゃいなんて判ってネーナー、なんて悪口を言っていたのが恥ずかしいきがします。

Re: ゴジラvsコング初日 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/05 (Mon) 19:20:36

海軍大臣さん

 新型コロナはさまざまに悪さをしてくれます。
なんとか『ゴジラvsコング』がロングランして親御さんのワクチン接種が終わるまで続いてくれることをお祈りします。
(来週にはネタバレ投稿が始まってしまうかもしれません。
けれど設定やストーリーがわかっても楽しみが薄れる作品ではないと思います。
ストーリーにはさほど凝ってはいませんので・・)

 で、海外版ドイヒー84ゴジラポスター画像、ありがとうございます。
 めちゃくちゃですね。

Re: ゴジラvsコング初日 - 海軍大臣 (男性)

2021/07/05 (Mon) 21:56:23

 ギドラさん

別段、ネタバレとかは気にしない人間ですので、私への配慮などお気になさらずに思う存分おやりくださいませ。

 しかし84ポスターは凄いですよね。凄すぎて文章がオカシクなっていたのに後から気付いたしだいです。

Re: ゴジラvsコング初日 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/07/06 (Tue) 18:55:42

海軍大臣さん、恐縮です。
突っ込みどころもある作品ですので、来週辺りから細かい話に入って行こうと思います。

ゴジラSPのお寒い話 - なんじぇい (?)

2021/06/26 (Sat) 20:20:43

悪い意味で驚愕したので貼っておきます。

https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1624518141&utm_source=twitter&utm_medium=social


――今だから話せる制作秘話がございましたらお聞かせください。

高橋:東京が赤い煙に包まれることと、最終決戦で、東京でゴジラが暴れまわると言うと美術会社から断われるんです。「ムリです」と。
東京を俯瞰で描くシーンではビル群が続きますが、「赤い霧でほとんど見えないので大丈夫です」と説明しました。いざ作っていくと、赤い霧で何も見えなくなり過ぎて、ゴジラさえ見えないということさえ起こってしまって。そのため霧の濃度バランスをどうするかテイクを重ねたので、苦労しました。
見えないことで助かっている部分と苦労している部分があって、諸刃の剣でした(笑)。



なんと東京でゴジラが暴れまわることすら無理だったというのです。
人員が足りないのか予算が足りないのか分かりませんが、流石に予算があればガンガン動くアニメなどは作れるはずなので(実際スタジオジブリ作品はガンガン動いており、そうでなくても予算さえあれば『鬼滅』のUfotableや老舗の京都アニメーション等もCG演出自体は良くできている)、おそらく予算がなかったということでしょう。
とんでもなくお寒い懐事情が感じられました。

かといって怪獣たちをめちゃめちゃに変えたり訳の分からないストーリーにしていい筈がなく、演出も『シン・ゴジラ』の真似事ばかりで何がいいかわからなかったのですが、アニメーターの低給などの昨今のアニメ業界に蔓延する問題をどうしても考えてしまいました。

Re: ゴジラSPのお寒い話 - なんじぇい (?)

2021/06/27 (Sun) 02:56:07

追記です。

怪獣を東京で暴れさせることすら不可能ならば怪獣バトルなど夢のまた夢でしかなく、スペクタクルなど起きようがありません。
東宝側のプロデューサーは一体何を考えていたのかさっぱり分かりません。
都市で暴れる怪獣すら描けない怪獣ものなど面白くなるわけがありません。


予算か技術かはたまた期間かは分かりませんが(前に書いた通り、本作は3年前からの企画ですので多分予算でしょうが)、こんな体たらくでゴジラシリーズを作ろうとする時点で間違っていると思います。

Re: ゴジラSPのお寒い話 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/06/27 (Sun) 17:24:46

 ふーむ、なぜ怪獣を暴れさせられなかったのか、いまいち疑問が残ります。
ハイクオリティのCGIで動かすのが無理だったという意味なのか・・。

 映像製作が無理だったから怪獣の活躍シーンを割愛してしまったということなんでしょうか。

「ゴジラSP」を見ながら思い出していたのは、もう50年近くも前の作品になりますが、
「科学忍者隊ガッチャマン」です。

 怪獣ものではありませんけれど、ガッチャマンたちが立ち向かうのはメカ鉄獣と呼ばれるロボット兵器です。
 第二次怪獣ブームのさなかに怪獣もののエッセンスを取り入れたSFアクションだったと思います。
 現在の技術から考えれば非常に制限の多かったテレビアニメで実写特撮の迫力に迫ろうとした作品だったと聞いています。
「科学忍者隊ガッチャマン」でのメカ鉄獣のスペクタクルのほうが「ゴジラSP」のへっぽこ怪獣よりずっと怪獣らしかった。

 ガッチャマンレベルのことが現代で出来ないはずがないと思います。

 結局作り手が何を目指したのかが問題になるのではないでしょうか。

Re: ゴジラSPのお寒い話 - エクセルシオール (男性)

2021/06/27 (Sun) 20:56:22

>なぜ怪獣を暴れさせられなかったのか

 これは本当に理解に苦しむことですね。天下の東宝がゴジラという大スターキャラを用いる作品で、怪獣をまともに動かせないなどということがあり得るのでしょうか。同時期に放送されていた『SSSSダイナゼノン』ではストーリーの出来不出来はともかくも、ダイナゼノンやグリッドナイトと怪獣の対決を迫力ある映像で描いていたではありませんか。
 まともに怪獣を動かすことすらできないのならば、ゴジラのアニメなど作るべきではなかった。全13話を視聴してつくづくそう思います。

 アニメ映画三部作に続いてこのテレビアニメの惨状。これでは「もうアニメのゴジラはたくさんだ」という感想を多くのファンに抱かせても不思議ではありません。

 スタッフはメカゴジラを登場させて続編を作る予定のようですが。果たして実現するのか、実現したとしてそれが幸いなのか。大いに悩ましいところです。

ゴジラSP感想まとめ - なんじぇい (?)

2021/06/24 (Thu) 23:16:39

4~8話は見てないのですが……

最終話くらいは大暴れを見せてくれるのかと思いきや、相変わらず台詞の嵐であの2分程度のゴジラとジェットジャガーの戦いを描くために13話も使ったのかと思いました。特にすごい描写もなかったので落胆の限りです。

ゴジラは遂に何の感慨もなく消滅しました。『GMK』『シン・ゴジラ』でも完全に死にはしなかったので、とうとう堕ちるところまで堕ちたと思いました(死んだエメリッヒゴジラも、死ぬときは多少は同情的な描写があったというのに)。


私は最後は時間を曲げるとか言っていたので、オキシジェンデストロイヤーもどきでゴジラを過去に送り返し、ゴジラをあるべきところに戻すのではないか、でないと「『ゴジラ』ざんげ」を挙げるはずがない(後で読みました)と考えていました。
これだと初代ゴジラの一応の回答にはなるからです。それならば評価できるかもしれないと。
斜め下の解決方法でした。もはや語りたくありません。
何もかもがよく分からない最終回でした。

ゴジラの他にラドン、アンギラス、モスラ、クモンガ、マンダ、ヘドラ……
最終話までエメリッヒゴジラも真っ青の改悪を繰り返し、貶められ続ける怪獣たちを見るたびに不快な思いをさせられました。
何度視聴をやめようと思ったかわかりません。実際一時やめましたが。


最後にメカゴジラが出てきましたが、続編は二度と作らないでください。下を見たらキリがないですが、こんな作品はお願いですので作らないでください。
どうでもいい表面的オマージュばかりではなく、ストーリーの構成を見てください。お願いします。

現状のような作品たちでは、精神衛生上見ない方がましです。こんな駄作が続くようなら、私はゴジラというコンテンツそのものを見捨てます。

Re: ゴジラSP感想まとめ 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/06/25 (Fri) 19:08:22

 私も感想を。

 最終話を見るまでもなく相当なポンコツ作品であることは見えていましたが、
(リー女史は死んだことになっているようですが、いつどこで? 回想カットで翼竜の団体に襲われたときのことを見せていましたが、
翼竜に襲われたエピソードの次の回で銘と会って話しているんですよ)
結局何がどうなって事件が解決したのかさっぱりわかりません。

 怪獣たちはどうして現れたの?? どうして姿を消したの??
なにもわかりません。

 13話にわたってぺらぺらとしゃべったセリフの中にヒントがあったんでしょうか。
その都度理解しようと努めましたが、全体像は見えないままでした。

 赤い粉がアーキタイプの原料になるという話もありましたが、アーキタイプをどう使うのか、
オーソゴナルダイアゴナライザーがどんな効果を発揮するのか、
赤い粉と怪獣の関係、などなど何も分かりません。

 超時間計算機は未来から計算結果を先取りするから演算が速い(ということは答えが出ても演算は続けるということと思うが)という触れ込みだったはずですが、
宇宙がなくなるから未来から答えを取り出せないので、過去に向かわせるという理屈がどうして成立するのか。
過去にその演算をやっていた?????

 ジェットジャガーの強化というのはAIのプログラミングだったのでは?
なんで巨大化した??
(穿って考えれば、世界は崩壊しなかったので未来において完成した大型ジェットジャガーが現れたのか、と思えますが、ではいわゆるタイムマシーンが出来上がったということなのか??)

 なんにもわかりません。
すべて類推です。

 問いの中に答えがある、などと禅問答のような賢しらな文言で格好良さげに見せる気障ったらしさに騙されてはいけません。

 ついに怪獣によるスペクタクルを見せずに終わった駄作と考えるべきです。

 そしてまるで余計なメカゴジラ。
メカゴジラの中に怪獣の骨を仕込む、なんてのは真似るべきではない無駄設定。そして続編のための筋フリなんか要りません。

 全体から見えるのはシナリオ編集がポンコツであったろうこと。
設定の説明をどうやるか、登場人物をどう整理するか、なによりエピソードの積み重ねをどうやるか。
 シナリオのド素人が書いただらだらと長い説明文を映像作品に落とし込む手腕が足りてなかったのでしょう。
そして怪獣の魅力に対する無理解が全体をぶち壊しているのです。

いつの間にか 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/06/18 (Fri) 18:52:08

『ゴジラvsコング』、7月2日公開と決まったようですね。

 座席は前後左右一つずつ空けて売ることになるんでしょうか。
 良い席を取るのが難しそう・・。

(「ゴジラSP」12話でもまだセリフでの説明ばっかりで怪獣の存在感が薄いです。
話の繋がりも悪く盛り上がりません。大体、ゴジラと呼ばれるヤツが宇宙崩壊を招くのだという論証がいつ描かれたのか判然としません。
見逃したってことはないと思うんですが・・)

Re: いつの間にか - エクセルシオール (男性)

2021/06/18 (Fri) 20:19:25

 正直、『ゴジラ シンギュラポイント』の惨状を見ていると、普通に怪獣が大暴れしてくれるだけで喝采が送れそうです。まるで『ゴジラVSコング』を逆方向から盛り上げるためにわざと面白くない物語を作っているかのようにすら思えてきます。

 「いつの間にか」と言えば、『ゴジラSP』は来週の第13話で最終回なのですよね。盛り上がりゼロ、なんだかよくわからない難語の連発、無駄に多いキャラクター達の人間ドラマは空回りしがち、何よりまともに怪獣を描けていない、というか姿すら見えない有様。アニメ映画三部作の時も思いましたが、「どうすれば怪獣ファンをがっかりさせられるか、どうしたら一般的な視聴者をおいてけぼりにできるか」に尽力している観すらあります。
 
 矛盾の極みですが、このアニメは「ゴジラ達必要?」と思ってしまいました。はっきり言って怪獣抜きでSF災害ドラマを作った方が、よほど完成度が上がったのではないでしょうか?怪獣ではなく、普通の生き物が暴走して人を襲うという展開でも何の問題もないように思えます。

>ゴジラと呼ばれるヤツが宇宙崩壊を招く

 これはぶっ飛びすぎて乾いた笑いがこみ上げてきますね。唐突感ももちろんですが、スケールを大きくすればよいというものではありません。

 それと、第12話で多数登場した極彩色の「蛾」の群れ。あれってもしかしてモスラ・・・?ラドンもアンギラスも散々な扱いですが、こちらもかなりひどい状況です。

Re: いつの間にか - なんじぇい (?)

2021/06/18 (Fri) 22:13:19

>ゴジラと呼ばれるヤツが宇宙崩壊を招くのだ

こういうものは描写が伴わないと白けるばかりです。
『虚無戦記』や『百億の昼と千億の夜』みたいな作品にはとんでもない規模の戦いもありますが(確か宇宙を吹き飛ばしていた)、そういうものは絵空事にならぬように作者のあらゆる技巧を凝らしたダイナミックな描写がなされています。
『虚無戦記』は描写をダイナミックにしようと絵を書き込みすぎて、インクのせいで厚さが他の人より明らかにすごかったという逸話がありました。


翻ってこちらは描写はおろか赤い霧のお陰で怪獣の姿すら見えない有り様で、設定ばかり増やしても何の面白さにも伝わりません。
スケールがばかでかい話が好きな私でも萎えます。

来週やっと終わってくれるかという疲労感で一杯です。酷すぎて泣き出しそうになったゴジラシリーズは本作が初めてです。
下を見たらキリがないということでしょうか。
『ゴジラvsコング』が口直しになればよいと思っています。

一応…… - なんじぇい (?)

2021/06/20 (Sun) 12:52:52

https://myjitsu.jp/enta/archives/91829

一応世間では評判はとても良いというわけではないらしく、非常にあっさりではありますが批判的な記事も出てきています。
こんなのが大絶賛されたら終わりだと思っていたので、多少はホッとしました。

Re: いつの間にか 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/06/22 (Tue) 18:29:22

「ゴジラSP」に不満を抱く人がいるのは当然と思いますが、
SFとしてもおもしろくはないでしょう。
 ダメっぽかったので劇場には行かなかった『TENETテネット』を試しに見てみましたら、
なんとなんとダメっぷりが「ゴジラSP」にそっくり。
 説明された空想科学アイディアが描写と噛み合わないとか、
状況提示が不十分で何がストーリーを動かしているのかよくわからないとか。
(『TENETテネット』では後半で陳腐な動機は提示される)
 公開時期から考えてパクリとは思いませんが、不思議なシンクロです。

 話を戻して、『ゴジラvsコング』公開の頃には、TOHOシネマズの営業は通常に戻るようです。
 座席は全席販売、予約も二日前から出来るよーです。
(会員は三日前の21時から)

ゴジラSP、いやまさか…… - なんじぇい (?)

2021/05/30 (Sun) 18:17:24

9話でも相変わらずシン・ゴジラの劣化コピーと、クモンガやヘドラ等の怪獣を貶め続ける劣化を繰り返すゴジラSPですが、遂に禁断の領域に来てしまうのではないかと思い始めました。

それは「ゴジラが核や放射能由来ですらなくなる」というものです。
シン・ゴジラでも変なことになってましたが一応放射能由来ではありましたので、そんなことになろうものなら終わりなんてものじゃないと思います。

現在、シン・ゴジラと虚淵ゴジラと機龍、エメリッヒゴジラ、KOMのオキシジェンデストロイヤーあたりの悪いところを悪魔合体させた地獄のような出来でしかありませんが、本当に心配です。

Re: ゴジラSP、いやまさか…… 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/05/31 (Mon) 18:47:47

>「ゴジラが核や放射能由来ですらなくなる」

 これは十分考えられます。
事実『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』時点で、あの白目について戦没者の霊が集まったものという解釈を提示しています。
あの映画では初代ゴジラはいたものの、その後二代目は現れておらず、核実験が繰り返されても初代ゴジラの同類が出現しなかった世界でした。
また虚淵木ジラも三作目で突然原爆の話を持ち出してはいますが、その出自が核実験による環境破壊で住処を追い出されたものとは思えません。

 いずれにせよ、元祖ゴジラの設定を無視(ないし否定)したところから創案されつづければ早晩核実験や放射能とは無関係なものが出てくることになるのは必定でしょう。

 ゴジラそのものは核兵器とは無関係に存在したものではあるけれど、第一作『ゴジラ』が含む精神を尊重すれば、核実験と無関係のゴジラを登場させるべきではありません。
二代目ゴジラも放射能を持つのは、彼もまた初代と同じ理由で出現したものだからでしょう。
その後ゴジラが持つ放射能が弱まったとしても(付着したり飲み込んだりした放射性物質が流れ落ちたか排出されたか、はたまた体が放射化していたとしても代謝の結果体組織が入れ替わったか)、
ゴジラ史を刷新しない限り核実験の為に出現したという背景は消えませんから、第一作『ゴジラ』の精神は引き継がれます。
(ゴジラの説明をする場合、水爆実験に言及することになる)

 そして「ゴジラSP」、アーキタイプとそれにまつわるごちゃごちゃした説明が付け足されていくだけで、毎回同じ事の繰り返しを続けているように見えます。
(やはり時間を曲げる話だった。これも掘り下げると納得できない面が多いけれど、どうせ説明不足なだけで作者だけが理解している設定なのでしょう)
 怪獣の猛々しさも雄々しさも悲しさもない。怪獣たちはひたすら脇役になっています。
(ゴジラだラドンだと呼ばれて出てくるのがアレですから、私にとってはとにかく不愉快)

 怪獣に造詣もなくこだわりもない人ならただつまらないアニメだな、で済ませていいでしょう。
しかし第一次、第二次怪獣ブームを浴びた人、VSゴジラに熱狂した人たちよ、これでいいですか?

Re: ゴジラSP、いやまさか…… - なんじぇい (?)

2021/06/10 (Thu) 23:54:36

円城塔氏のtwitterを見つけました。
どうやらゴジラに核や放射能由来がなくなったのはこれが理由なようです。
あれこれいじったのもこれが理由なのでしょうか。


『香山滋は、もし『ゴジラの逆襲』以降の続編を書くとすれば「原水爆の象徴としてではなく、別の意味の『ゴジラ』として生れかわらせる外には、絶対に今後姿をあらわすことはない」と書いている。(ちくま文庫『ゴジラ』所収「『ゴジラ』ざんげ」)』
https://twitter.com/EnJoeToh/status/1398820725079773191

私はこれを読んだことはないのですが、どうなのでしょう。

Re: ゴジラSP11話になってどんどんめちゃくちゃに・・ 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/06/11 (Fri) 19:02:25

 はて、円城塔氏がなんのつもりでこんなツイートをしたのかよく分かりませんが・・・。

 香山滋さんの「ゴジラざんげ」はいくつかの書籍に再録されていると思いますので、出来れば原文すべてを読むのが良いと思います。
幻想文学出版局「幻想文学39 大怪獣文学館」(1993)にも載ってます。(ちくま文庫「ゴジラ」が一番手に入りやすいみたいですね)

 香山滋さんが「原水爆の象徴としてではなく、別の意味の『ゴジラ』として生まれかわらせる外には云々」と考えるに至った理由も書いてあります。
 簡単に書くと、ゴジラには愛嬌があり可愛く思えてきたのでそんなゴジラを苛めたくはない(殺したくはない)。しかしながら(原文では話が前後していますが)、
原水爆の象徴たるゴジラを生かしておいたのでは原水爆を是認したことになる・・・。
 ゆえにゴジラを再登場させるなら「別の意味で」ということになるのです。

 映画『ゴジラ』でゴジラが原水爆の象徴として扱われている側面があるのは確かで、尾形はその立場で発言しています。
しかし同時に山根博士の立場からはゴジラは水爆に耐える生命の謎となっています。
 オキシジェンデストロイヤーも絡めた上でのストーリー上、ある側面でゴジラは原水爆を象徴する者として扱われているわけです。
 ゴジラ自身は原水爆と等価のものではありませんから、香山滋さんの意思を反映させたとしてもゴジラ自体を改変する必要はありません。
そもそも出自だけでなく姿形・性質まで改変してしまえば、香山さんがゴジラを責め苛みたくはないと思った理由も消えてしまいます。

 この「ゴジラざんげ」は昭和30年の11月を目前にした時期に書かれました。
ゴジラ一周年記念の意味合いもありそうです。
 このゴジラ原案者香山滋さんの思いにゴジラ映画の製作者たちがどう応えたか。

『キングコング対ゴジラ』以後のゴジラ映画を丁寧に見れば分かります。
 ゴジラ映画でゴジラそのものを核兵器に重ねることをやめたのです。
 それでも『モスラ対ゴジラ』でのインファント島や『ゴジラ・エビラ・モスラ南海の大決闘』での赤イ竹を通じて反核兵器のメッセージは織り込んでいます。

『モスラ対ゴジラ』での電撃はゴジラも相当苦しそうだったので、香山さんはどう思ったのかが気になるところではありますが。

マンダは実は空が飛べる・・・? - エクセルシオール (男性)

2021/06/06 (Sun) 17:38:42

 マンダというと東宝怪獣の中ではメジャーでもなくマイナーでもないという中途な立ち位置にある印象がありますが、そのマンダがなんと空を飛んでいる作品があります。

 それは1972年くらいに東宝が発売していた怪獣絵本シリーズの『ジャンボ怪獣島』という作品です(ちなみに「島」は「ランド」と読む)。これは絵本と8ミリフィルムのセットというちょっと贅沢な組み合わせのシリーズで、複数が発売されていました。なお、8ミリの方はいろんな怪獣映画を再編集したものであり、絵本の内容とは異なります。
 絵本ではマンダ、バラン、ゲゾラ、ガニメ、カメーバの5怪獣が登場するのですが(何だか微妙な面々である)、その中でマンダとバランが高度3000メートルで戦うシーンがあります。さらに、よく見るとマンダは口から火を吐いています。これは驚きました。

 実際のマンダと比べると恐ろしいまでの設定の違いがあり、制作者たちの意図を量りかねます。ただ、マンダの姿は東洋の竜をベースにしたものであり(この絵本では初代に準じた姿をしている)、ある意味「空を飛べても不思議ではない」という感じはありますので、そこを思い切って拡張したものかもしれません。
 もしマンダが空を飛べ火を吐けたならば、『怪獣総進撃』の最終決戦で出番がなくなることはなかったかもしれませんね。空飛ぶマンダとキングギドラの「竜対決」というのも一興だったでしょう(操演スタッフが大変だったでしょうが)。

 この珍品絵本の現物を手に入れるのは極めて困難ですが、2014年のゴジラ60周年記念DVDの特典で見ることができます。『ジャンボ怪獣島』は『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』に収録されています。
 なお、特典には8ミリの方もついてまして、こちらは『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦南海の大怪獣』を再編集し独自のナレーションをつけたものとなっています。機会があったら見てみてください。

Re: マンダは実は空が飛べる・・・? 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/06/07 (Mon) 19:34:45

 8ミリフィルムソフトとセットの怪獣絵本はすさまじい内容です。
 ブルーレイソフトにも特典映像としてついてきますので、興味のある方は是非ご覧下さい。
「ジャンボ怪獣島」とは別の作品では、ガバラ(だったかな)がマンダの首を引きちぎるというトンデモ展開があったりします。
基本、怪獣たちがただひたすら相争うだけのストーリーで、当時の子供が見ても「ムムム」だったかもしれません。
それでもマグマやモゲラが出てくるものがあったりするので、非ゴジラ映画の怪獣たちにも会えて嬉しかったかも・・・。

(今回いくつか見直してみました。『南海の大決闘』ソフト以外に『ゴジラの息子』や『怪獣総進撃』ソフトの特典映像になっています)

 で、ちょっと話がずれてしまいますが、
この絵本と8ミリソフトがセットになった商品は、当時としては大変高価なものでありまして、とても私の手が届く物ではありませんでした。
我が家には8ミリ映写機はありましたので、どれほど欲しかったことか!
チャンピオン祭りの劇場パンフレットに広告が載っていて、よだれを垂らしながら穴が開くほど見つめたものです。
それを数十年の時を経て、ついに見ることが出来た喜びは曰く言い難しでした。
東宝特撮映画セルソフトの担当者さんに大感謝です。
(『キングコング対ゴジラ』4K版ソフトでは2Kダウンコンバート同梱ボックスでないと予告以外の特典映像が見られないし、従来のソフトに収録されていた特典映像の多くが省かれているので残念)

有名クリエイターにゴジラを依頼する際にどうすればいいのか - なんじぇい (?)

2021/05/31 (Mon) 23:25:14

悪夢かと思いたくなるような出来が続く国産ゴジラシリーズですが、ゴジラシリーズということを除外して単なる一作品として観ても大惨事としか言えない作品が続いています。
『キング・オブ・モンスターズ』はゴジラを除外すればまあ面白い出来だと思いますので、悲惨としか言いようがありません、
日本に限定してもまだ他の特撮シリーズの方が遥かにましでしょう。



一体全体有名クリエイター(今回の円城塔氏は芥川賞や日本SF大賞や海外のSF賞も受賞している)に依頼してなぜこんなことになるのでしょう。
依頼する際に何を気を付けるべきなのでしょうか。



なお虚淵氏は作る際にゴジラシリーズを全て繰り返し観てそこから参考にしたそうですが、「知らない人ならそうしてしまうだろうなあ……」とは思いました。
それでも作品そのものの不出来さは関係ないとは思いますが。

Re: 有名クリエイターにゴジラを依頼する際にどうすればいいのか 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/06/02 (Wed) 19:07:53

 この問題は私も常々不思議に思っていることです。
創作を生業にしている人間なら、他者のアイディアやオリジナリティを尊重する姿勢を持ってしかるべきだと思うのです。

 ゴジラはすでに発表されている創作物です。
東宝さんはゴジラの権利は完全に自社にあると豪語していらっしゃいますが、法律上の権利がどうあれ、
真にゴジラを作った人々はすでに他界しています。
東宝がゴジラ(やほかの有名キャラ)の改変を許したとしても、創作する者の仁義として改変に抵抗するのが誠実なやり方ではないのかと思います。

 元祖ゴジラを作った人々の総意(最終決定権は本多猪四郎監督と円谷英二監督にあったと思いますが)として、さまざまなアイディアを織り込んで完成したのがあのゴジラです。
作品によって劇中での扱いが変わることもあったでしょうが、初代と二代目の時代には、途中で別物に変更することはなかったのです。
(70年代の行き過ぎたヒーローゴジラは大暴投と言えますが、決して別のゴジラではありません。70年代の流れを引き継いだとしても60年代ゴジラの方向に引き戻すことは可能でありましょう)

 84ゴジラでの改変、そしてVSシリーズでの各怪獣の改変がその後に悪影響を及ぼしているのだろうと想像できますが、
近年の改変っぷりは常軌を逸しています。
 2018年に行われたクリエーターズオーディションでは積極的に既存怪獣の改変(翻案)を募集しています。
一体何を考えているのか・・。

 そこで近年の有名クリエーターによるゴジラ問題。
 作品を見る限り、改変することが大前提になっているように感じます。
人気怪獣ゴジラのネームバリューだけ借りてそれぞれの俺様ゴジラを作っているようです。
裏返せば、元祖ゴジラをそのまま使うのではダメだという主張とも受け取れます。
よほど自信がおありなのでしょうか。元祖ゴジラより良い物を作ったといいたいのでしょうか。
価値観は人それぞれなので、作った本人は元祖ゴジラに欠陥を感じていたのかもしれませんが、別物にするということは原典を作った人の意思を否定する行為であると認識すべきです。

 あるいは創作者としてオリジナリティを出したいという意思の表れなのかもしれませんが、そもそもゴジラは他人が作ったものなのですから、そこに自分のオリジナリティなどなくて当たり前なのです。
オリジナリティを出したいなら、ゴジラの性格に合わせた範囲での新たな「芝居」(新規に何をどうやって壊すかとか今までなかったシチュエーションでのゴジラのリアクションなどなど)を作り出すべきです。

 以前からストーリーとは「筋」であり、物事の筋道がどう通っていくかがおもしろさを生み出すのだと申し上げております。
道理や筋がわからない人がおもしろい物語を作れるはずがないと思っています。
これは算数が出来るという話とは違います。もっと複雑な「筋」がわかるかどうかということで、ストーリーにおいては筋が通らないことがより大きな筋を通すことにもなったりします。

 平気でゴジラを改変してしまう人は、まず元祖ゴジラの魅力がわかっていませんし、改変が含む倫理的な問題もわかっていません。
そんな人がおもしろいお話を作り得るとは思えないのです。

 映画監督や小説家がどんな経緯で評価されたり受賞したりするのか、それぞれの事情なんでしょうけれど、
有名クリエーターだからといって、優れた創作者であるとは限らないのではないかと思っています。

 有名だからとかヒット作があるからという程度の理由でゴジラを任せるべきではないのだと思います。
まずはゴジラの権利を握っている東宝さんがゴジラを理解し、適切な人材を選ぶ目を養う必要がありますし、クリエーターの暴走をコントロールすべきなのですが・・・。

 ゴジラ戦略会議の人に話を聞きたいものです。(金儲けも大事でしょうけれど、それだけじゃダメよ。映画は文化ですぞ)

Re: 有名クリエイターにゴジラを依頼する際にどうすればいいのか - エクセルシオール (男性)

2021/06/02 (Wed) 22:51:33

 クリエイターが自己満足で暴走し伝統ある作品を滅茶苦茶にしてしまうことは、まことに残念ながらしばしばあります。ゴジラでは『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』だの『シン・ゴジラ』だのがいい例でしょうし、アニメ映画版や『ゴジラ シンギュラポイント』もその一例でしょう。
 他の特撮に目を向ければ仮面ライダーシリーズなどが道を踏み外していますし、近年はウルトラマンだって怪しいものです。

 このような逸脱を防止するためにはクリエイターが暴走しないように最低限の枠組みを用意して、それを順守させる必要があります。また、いくら優れたクリエイターでも向き不向きがあり既存の有名キャラを活かす適性はなかったりすることもあります。そう考えるとまずは人材の発見や育成から始めないといけないのではないかと思えてきますね。

 このままではだいぶ前に紹介した珍作『さらば愛しきゴジラよ』に掲載されていた「ゴジラ完結編」を笑えなくなるかもしれません。あれがまだましに思えてきたら、これは相当にヤバいというべきでしょう。

わけがわからないゴジラSP10話 - なんじぇい (?)

2021/06/03 (Thu) 23:10:56

>あるいは創作者としてオリジナリティを出したいという意思の表れなのかもしれませんが

私もこれかもしれないとは思ったのですが、今回のSPのゴジラはどう見てもシン・ゴジラをコピーしているようにしか見えないのです。
10話の見せ場であろう熱線も、ほぼまんまシン・ゴジラにしか見えません。まさか輪っかでオリジナリティとか言うつもりなのでしょうか。
改変してもオリジナリティも斬新さも欠片も見えないので、意図が全くわかりません。


可能性として、東宝が改変しろとか言っているのではというものもあり得ます。
なにせ今回はゴジラ戦略会議のトップ(田中友幸さんみたいなポジション)が製作しているのです。東宝の総意という線もあるでしょう。
この辺はインタビューやらを読んでみないとわからないことでもありますが……。

Re: わけがわからないゴジラSP10話 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/06/04 (Fri) 19:55:39

 いちおう第10話の雑感を。

 またしてもセリフで大量の説明。
答えを知らないと解けない暗号と、時間を超えて届けられる情報が情報として認識されなければタイムパラドクスが起きないんじゃないかの話をリンクさせているのでしょうが、
暗号がなんのことはないメインキャラ二人の対話(なにか新たな情報が出てきたわけではない)を時刻で示したものと判明するのは大山鳴動ネズミ一匹感あり。
まだ起こっていない時刻も示されているようなので、そこに何かを起こすんでしょうけれど。

 怪獣描写の不足は相変わらず。
でかい翼竜は出てきたとたん殺される。冒頭の「ゴ◯◯」と後半出てくる「ゴ◯◯」は形が違うように見えましたが、変形する様子を見せない。

 改変問題。
 たしかにゴジラと呼ばれる怪獣に関してはちんごじらベースで、多少形態が違ってもやることはちんごじらなので改変したつもりはないのかもしれません。
あるいは、輪っかのみを吐くシーンがあったり、何番目かの形態では口の感じがビオランテ風でもあったので、これまでのゴジラ関連を全部合わせたつもりだったどうしましょう・・・。
とはいえ、その他の怪獣に関しては間違いなく改変しているのですから、ほんとうに何のために改変するのか、その意図を知りたいところです。

 東宝としてはゴジラでやってはいけないことというガイドラインは策定しているらしいですが、緩すぎるんじゃないでしょうか。
(ゴジラ以外の怪獣には何の制限もないかも)

わかんねぇな、ゴジラSP 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/05/17 (Mon) 18:45:22

 本格SFを気取っている感のある「ゴジラSP」。
第七話で目を疑いました。

 高次元操作で三次元空間が曲げられたら、という状態の説明で、半透明のゼリーみたいな直方体をUの字に折り曲げていました。

 はあああああ???

 我々が認知出来るのは三次元空間でありまして、その三次元空間で三次元の立体物を折り曲げても、シミュレーションにはなりません。
 三次元空間を四次元軸で折り曲げることを、三次元上で模式化するなら、次元を一つずつ減らさないと伝わりません。
 よくワープ航法の説明で使われる、平面(二次元)としての紙を折り曲げたものを出さないと意味が通じませんよ。

 さらにその折り曲げたゼリーに串をぶっさして「光が直進すると同じ空間を光が二度通る」なんて言い出す。
あの模式では、入射した光は一旦いなくなって、別の空間に現れたことになりませんかね?
ゼリーの同じ場所を串が二回通ってはいません。

 時間次元(と言ったか?)での屈折とか言ってましたが、この話に時間軸が関係しますか?
そりゃ、光が先へ進むには時間経過が必要ですが、どの現象が屈折なのか、理解できませんでした。
難しい理論があるならもっとちゃんと説明してください。

 どうも科学考証も信用できなくなってきました。
(分かる人が居るなら教えて下さい)

Re: わかんねぇな、ゴジラSP - エクセルシオール (男性)

2021/05/18 (Tue) 22:37:40

 「本格SF」というのは圧倒的多数の人を置き去りにして煙に巻くことを意味するのでしょうか?『ゴジラ シンギュラポイント』を視聴し続けているとそんな感想を抱いてしまいます。できるだけ早急に結論を出さないようにし、かつ、きっと持ち直してくれると信じて観続けていますが、ギブアップしようかと心の声がささやいています。まさかゴジラでアニゴジ劇場版三部作に引き続いて再びこのような気持ちになるとは思ってもいませんでした(ゴジラにとってアニメは鬼門なのかとすら思えてくる。単に作り方がまずいだけなのだが)。

 これは怪獣もののアニメのはずですよね。なのに当の怪獣をきちんと描かず、衒学的な言葉遊びを繰り広げている。アニゴジ劇場版三部作と同じ、否、それ以上の過ちを犯しています。昔、聴いたボイスドラマで「読者に理解できないような物語は、作品として意味がない」というセリフを耳にしたことがありますが、本作品にも同様の批判が妥当するように思えます。

 ほぼ同時期に始まった『SSSSダイナゼノン』も世界設定の説明不足がありますが、少なくともダイナゼノンと怪獣の対決、グリッドナイトの登場等、まだ見せ場があるだけましです。

 それにしても『ゴジラ シンギュラポイント』は一体どれだけの話数を想定しているのでしょうか。怪獣をまともに描くこともできないまま終わってしまうとしたら、あまりにも情けないです。アニゴジ劇場版三部作は「観念的怪獣映画」などという戯言で駄作を正当化していましたが、さてさて本作品のスタッフはどんな言い訳をするのでしょうか。ある意味見ものです。

Re: わかんねぇな、ゴジラSP 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/05/19 (Wed) 18:52:14

 前回記憶だけで書いてしまって、ちょっと気になったので第七話の一部を確認し直しました。

「光が直進すると同じ空間を光が二度通る」と書いてしまったセリフは、正確には
「そこを光が直進したとする。世界を同じ光が二度通過したことになる」でした。
それから「時間次元(と言ったか?)での屈折」は「時間方向への屈折」という言葉でした。

 いずれにせよ、あの映像で見せていたモデルでは高次元空間から見た三次元空間の例えにはなっていないので、
「世界」とか「直進」の意味がぶれているのではないでしょうか?
 これはおそらくシナリオのセリフを理解できない監督が間違った映像説明をしてしまったものと思います。

 時間軸を折りたたむ話が本当なのでは? 過去に通り過ぎた光が同じ空間をもう一度通るというアイディアではないかと思いました。
時間の重ね合わせをするというか・・・。
 にしてもアーキタイプは高次元方向に構造を持っているとも言っているわけで、それは空間次元の話でしょう。
時間も次元の一つかも知れませんが、空間の次元とは別扱いと認識していましたが、違うの??

 なんてことを考察してみても、作品がおもしろくなるわけではありません。
アーキタイプで何が出来るか、という描写が圧倒的に不足していますから謎解きにも興味がわきません。

 第七話でOrthogonal Diagonalizer(オーソゴナル・ダイアゴナライザー、直交し対角行列に変えるもの、と訳すか? 用語の意味はネットで調べました)なる、
なぜかオキシジェンデストロイヤーを模した装置を使うシーンがありましたが、赤い粉を固めただけにしか見えませんので、それがどうした、です。
(さんざん怪獣を改変しておいて、ゴジラを屠ったオキシジェンデストロイヤーをほぼそのまんまの形で別物として提出する無神経さにはあきれました)

 この「オーソゴナル云々」もまさに衒学的なネーミングで、わざと理解しづらくさせているとしか思えません。

 そして、ここまでのところ、エクセルシオールさんのおっしゃるとおり、怪獣描写から逃げてばかりいます。
現れた怪獣が何をしたのか、自衛隊が出動したならどう戦ったのか、その過程を見せずして点描ばかり。
ゴジラと呼ばれた怪獣もなんとなく出てきてしまっていて、ついに出た、という感覚もありません。(まああんな変なヤツをゴジラとして盛り上げられても困りますが)
 怪獣を見せる気がないのに怪獣を取り扱うべきではありません。

 怪獣をどう扱っていいのかわからないので、物理の教科書を読みながら夢想したアイディアを小出しに説明して尺を埋めているように見えます。
そんな空疎なものでも、小難しい用語の多用に騙されてなにか中身のある作品ではないかと思う人もいるようです。
 私はおもしろくないものはおもしろくない、と言い続けます。

Re: わかんねぇな、ゴジラSP - 海軍大臣 (男性)

2021/05/19 (Wed) 23:08:58

 ギドラさんが指摘されている「高次元操作」の解説のくだりですが、何だか既視感があるなあと思っていたら、「男はつらいよ」の1エピソードを思い出しました。

米倉斉加年さん演じる東大の物理学助教授があろうことか寅屋に下宿。食事中も粒子力学の小難しい専門書から目を離さない。
ところがその内、フフフ…と笑うので、おいちゃんが「何か面白いことでも書いてあるんですか?」
と訊ねたら、
「別次元の世界(だったかな?)で物体が空間を移動する様子を観察すると、ちょうどお団子の様な姿に見えるそうです」
と一言。
そんな説明を受けた寅屋の面々は、ただ口をアングリと開けているだけ――、といった展開がありました。

 何だかゴジラSPの作り手と視聴者の関係を前もって予見していたみたいに感じてしまいました。

Re: わかんねぇな、ゴジラSP 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/05/20 (Thu) 19:11:38

「男はつらいよ」でのそのくだり、覚えています。
詳しい内容は忘れてしまいましたが、「男はつらいよ」を見るときとは別の脳が活性化して、
「うーーん、確かにそうかも」と思いました。
 山田洋次監督の取材力というか人物造型の確かさを感じた瞬間でした。

 理論物理の話は日常感覚では理解するのが難しいものですから、それをメインにするなら相当丁寧な説明が必要なはずなんですが・・・。
(そのためにストーリーがおろそかになるなら本末転倒でもあります)

辛すぎるゴジラSP8話 - なんじぇい (?)

2021/05/20 (Thu) 23:59:13

そろそろゴジラも出ただろうと思って仕方なく8話を見たら、バランの出来損ないが出てきました。
熱線らしきものを吐くシーンは吐き方や構図から何からシン・ゴジラのまんま劣化コピーでした。パロディものでもあるまいし、単に劣化させたコピーを自慢げに破壊の見せ場として出すとはどういう神経なのかと思いました。
ヘドラとクモンガが同じように劣化して出てきており、なにも変わっていないと再認識させられました。


今期の世間の深夜アニメの評判でも、お世辞にも最上位争いはしていないことだけは幸いでした。
特に同じ特撮関係のグリッドマンにはブランドがありながら明確に人気で負けているという体たらくで、本作の製作、東宝のゴジラ戦略会議のトップ、大田圭二氏は猛省すべきと思いました。

Re: 辛すぎるゴジラSP8話 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/05/21 (Fri) 18:47:53

 どうして『シン・ゴジラ』の真似をしたのかさっぱりわかりません。
 吐き出したものの温度が最初は低温(マイナス20度だったっけ)で、バルゴンのパロディをやる気か?なんて思いましたが、
あのスタッフがバルゴンを知っているとも思えませんし、
結局爆発炎上で規模の小さいちんごじらでした。

 それもやっぱり怪獣が「暴れる」様子を見せることもなく、砲撃を食らったらゲロを吐くだけなんですから、怪獣を見る楽しみなんてありません。

 後半部では大グモの群れに襲われて、で、『トレマーズ』かエメリッヒ子ゴジラとの追いかけっこと大差なしです。
 これも怪獣の恐ろしさとは別物の恐怖演出でありまして、猛獣映画の発想ですよ。
 大グモも大して大きくないのでグモンガ(ウルトラセブン)の親分程度。
(グモンガも知らないんだろうな)
 公害と関係ないヘドラモドキは何をするものか・・。

 どの怪獣も矮小化されていて(群れで出てくるだけでもスター性は下がる)、ゴジラと名付けられてしまったヤツに関してはちんごじらの物まねというだけでイタイ。
 劇場用の木ジラのほうがましかもしれません。

Re: 辛すぎるゴジラSP8話 - なんじぇい (?)

2021/05/21 (Fri) 20:06:01

>あのスタッフがバルゴンを知っているとも思えませんし、

私は知っていると思っています。
あの作品は小ネタばかりで構成されています。例えば今回の冷気は、GMKに登場した予定のバランが冷気を吐く設定だったという裏設定から構成されていると思われます。
他にも自らSPゴジラが固まる場面はモスゴジの登場シーンのオマージュだとか、エンディング以外も信じられないほど細かい小ネタを拾いまくっています。
私も全然知らないパロディもいくつかあるみたいです。
めちゃめちゃどうでもいい上に肝心の怪獣が大惨事なので、腹が立つ一方にしかなりませんが。


東宝のゴジラ関係のトップが製作しているので、そういう方面の東宝の非常に裏設定に詳しいスタッフが小ネタを入れ知恵していると思っています。

困ったことに一部の人はこれを持って、「今回のゴジラはゴジラや怪獣ものを知り尽くしているからいい!」等と言っており頭が痛いばかりです。

Re: わかんねぇな、ゴジラSP 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/05/23 (Sun) 17:33:36

>東宝のゴジラ関係のトップが製作しているので、そういう方面の東宝の非常に裏設定に詳しいスタッフが小ネタを入れ知恵していると思っています。

 なるほど、そういう構図もあり得るわけですね。
 そんなオタク豆知識を取り入れても作品の正統性や品質が保たれるわけではないのに、
「気がつくかどうか」「知っているかどうか」を試されるだけで喜んでしまう人もいるのは困ったものです。
 この先に見える道は、ゴジラたち東宝怪獣がごく一部の怪獣データオタクにしか受けない状況でしょう。
 一貫したイメージのないものが、広く大衆に受け入れられるとは思いません。

ちゃんと昭和の再現なら見に行くのに 殿様ギドラ (男性)  URL

2021/05/17 (Mon) 18:48:07

 西武園ゆうえんちが「昭和の熱気を遊びつくそう。」という企画ものを始めたのはみなさんご存じかと思います。
https://www.seibu-leisure.co.jp/amusementpark/index.html
 この中に「ゴジラ・ザ・ライド」というアトラクションがあります。
https://www.seibu-leisure.co.jp/amusementpark/attraction/godzilla.html

 んーーーー、テーマは昭和なのですよね?
ゴジラもギドラも、ぜんっぜん昭和じゃない。
 それどころかハリウッド版に引きずられているようにも見えます。
テレビCMで見たら、キングギドラらしき怪獣は腕と翼が一体化している形で、まるで『キング・オブ・モンスターズ』のヤツやないかい!
キングギドラには手がないの!!

 あ、やらかしたのは三丁目の少年か。
やめてけれ、やめてけれ、やめてけーれ、ゲバゲバ!


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