ギドラの巣「新」映像作品掲示板
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あまりにも酷すぎるゴジラSP2話 - なんじぇい (?)
2021/04/09 (Fri) 20:05:30
意を決して書きました。ゴジラSPが好きな方は見ないことをおすすめします。
最悪です。
ここまで見てて怒ったゴジラシリーズは初めてで、『シン・ゴジラ』を批判し、『KOM』のラドンの「company man」の下りでも落胆しましたが、今回はもはや次元が違います。
ゴジラSPのラドンは外見はプテラノドンそっくりなただの翼竜にされ、大きさは10m前後しかなく、自衛隊や超兵器と戦うどころではなく、トラックの体当たりでダメージを受け町工場の見るからに出来の悪いロボットのジェットジャガーと戦い、そしてなぜか死にました。
もはやラドンを貶める為に作ったのかと疑いたくなります。初代ラドンの最期や、VSラドンの最期に涙した私の思い出を木っ端微塵に打ち砕きました。
ラドンは超劣化平成ギャオスになってしまいました。
低レベルな争いをしても空しいばかりですが、エメリッヒゴジラやシン・ゴジラを遥かに超える史上最悪の改悪です。
ジェットジャガーを活躍させる怪獣を出したければ、鉈で死んだショッキラスやトロッコをぶつけられて死んでしまった初代メガヌロンあたりでやればなにも問題なかったのに、わざわざラドンを超弱体化させる意味がわかりません。
製作陣は恥を知るべきだと思います。私にとっては、以前のアニゴジを超える史上最悪のゴジラシリーズです。
一番絶望したのはこれが世間では絶賛されているということでしょうか。『KOM』も私にとってはあまり誉められた出来ではなかったので、もうゴジラから離れようかと思いました。
延々と罵詈雑言を書きそうなのでこれまでとしておきます。三話以降は見たくありません。
Re: あまりにも酷すぎるゴジラSP2話 - 殿様ギドラ (男性) URL
2021/04/10 (Sat) 18:50:08
なんじぇいさんのご感想は大事にされるべきと思います。
私は怪獣の改変はすべきではないとずーっと言い続けています。
怪獣のアイデンティティを守らなければ、名前の持つ意味がなくなってしまうからだし、ファンを裏切る行為でもあるからです。
「ゴジラSP」劇中でラドンと名付けられた生き物、あんなものがラドンであるはずがありません。
別種の生き物にラドンと名付けてあたかもラドンが登場する作品であるかのように偽ることになんの意味があるのでしょうか。
雑魚キャラ新怪獣◯◯と名付ければ済む話です。
こんなことを繰り返していけば、東宝の財産たる幾多の怪獣たちは空洞化してネームバリューは消え去ってしまうでしょう。
挽回の余地はゼロではないが・・・ - エクセルシオール (男性)
2021/04/10 (Sat) 22:00:15
私は『ゴジラ シンギュラポイント』は始まったばかりであり、作品全体についてはまだ評価を下すわけにはいかないと思っています(懸念材料は少なくないが)。現時点では今後巻き返す余地はがないとまでは言えないでしょう。
ただ、ラドンに関しては私もがっかりしました。デザイン、大きさ、扱い全てがひどいの一言で、ゴジラ、モスラと並ぶ東宝三怪獣としてのステータスは全く尊重されていません。『ゴジラSP』におけるラドンは、ゴジラの露払い役くらいに転落しており、あまりにもキャラへの敬意を欠いています。ラドンがこれではとかく冷遇されることの多いアンギラスも心配になってきます。
今からでも遅くないのでゴジラと同等のまともなラドンやアンギラスを一体でも出してほしいですね。
もう一つ『ゴジラSP』で気になるのは、作中に難解な「専門用語」が多用されていること。おそらく、スタッフ、キャスト、視聴者で理解てきている人はほとんどいないでしょう。アニゴジ三部作でもわけのわからない用語が羅列されて困惑しましたが、こういう趣向で「ハイレベルな作品が作れる」と勘違いしてもらっては困ります。
もっとおおらかにわかりやすく物語を作れないものでしょうか。難語でマウントを取ろうというのでは、あまりにも愚かしいです。
いまのところは『ダイナゼノン』の方がまだ面白いですね。『ゴジラSP』はゴジラをはじめとするキャラにもっと敬意を払うべきです。過去作のキャラを多用したエンディング映像でリスペクトしているというのでは(不思議なことにキングギドラやガイガンは不在)、単なる自己満足です。
更に酷くなるゴジラSP3話 - なんじぇい (?)
2021/04/16 (Fri) 04:13:33
第2話のラドンと名付けられた生物は実は幼体なのではないかと一縷の望みを託し第3話を見ましたが、なんと更に小さくなるとは悪い意味で裏切られました(大体3mくらいしかない)。
なおあれで成体だそうです。
そしてやっぱり群れはなぜか突然死にました。
ラドンは遂にソルジャーレギオンやセルヴァムの二番煎じにまで転落してしまいました(いずれも名実ともに雑魚怪獣)。なお勝手に死なないだけソルジャーレギオンたちの方がまだ上等です。
製作者はどこまでやったらゴジラファンが怒り出すかのストレステストでもやっているのかと感じました。
あるいはあれでラドンをより良くしたとでも思い込んだんでしょうか。
もはや失望のあまり怒る気力すら失せました。悪い夢だと思いたいです。
少しでも期待した私が愚かでした。心が折れました。もう二度と本作は見ません……
2021/04/16 (Fri) 18:22:36
なんじぇいさん、心中お察しします。
第三話ではラドンの酷い扱い(結局ジュラシック・パークの焼き直しじゃないか)だけでなく、
オールドファンの神経を逆なでする表面的なオマージュに苛立ちました。
あの翼竜もどきをラドンと呼んでいるということは、少なくとも元祖ゴジラシリーズの世界をなかったことにしているのですよね?
それは元祖シリーズのファンを切り捨てる行為と感じますが、
それなのに、「ハッピー興業」だの「パシフィック製薬」「セントラル製薬」といった看板を並べるのはどういうわけなのでしょう。
ファンならこのネタ知ってるよね、というサインですか?
冗談じゃありません。
元祖シリーズの世界を引き継げばこそ生きるネタでしょう。
『三大怪獣地球最大の決戦』にハッピー興業の看板が出てくるのは、『モスラ対ゴジラ』と共通の世界であることの表明です。
作り手は自分たちが何をやっているのか、どこに線を引いているのかが分かっていません。
円谷プロのウルトラシリーズからの引用もあるのですから、錯乱しているとしか言いようがありません。
東宝さん、ゴジラがどうして人気のキャラクターになったのか、あるいはかつての怪獣ブームがどんな構造で成立していたのか、歴史に学んでみてはいかがでしょう?
ゴジラがどんな存在だったのか? スターはゴジラだけだったのか?
それからもうひとつ。長寿人気シリーズの構造も調べてみてはいかがか?
「スタートレック」も最新シリーズでおかしなことになってしまいましたが、第五シリーズ「エンタープライズ」までがどんな作りをしていたか。
男はつらいよシリーズの分析でも結構です。
このままではゴジラシリーズがヲタク向けコレクションアイテムになってしまいます。いや、もうそうなっているのでしょうけれど、このやり方は広く大衆にアピールし続ける方向ではありません。
ゴジラだラドンだと名乗ったときに、一つのイメージが浮かぶようでなければヲタク以外の支持は得られません。
『シン・ゴジラ』がゴジラファン以外の客を呼んだじゃないかとおっしゃるかもしれませんが、それはそもそもゴジラを知らないお客が増えていただけでのことで、
では、『シン・ゴジラ』を好んだ人が『怪獣惑星』を見に行きましたか?という話です。
そして、『シン・ゴジラ』はかつての怪獣少年たちにアピールしましたか?という話です。
マニアではない怪獣ブーム世代の私の友人たちは誰一人として『シン・ゴジラ』を劇場へ見に行きはしませんでした。(取材できたのは4人ですが)
あの映画が、まったく同じストーリーで(というのは無理でも、ゴジラ出現でごたごたする官僚と行政の段取りを描くという根幹そのままで)元祖ゴジラが登場する映画ならもっと客が増えたと思いますが?
「ゴジラS・P」はどうしようもないとして、今後軌道修正すべきと思います。
なんじぇいさん、お疲れ様でした。
辛い思いまでして見る必要はないですよ。見ないというのも意思表示です。
(東宝さん、ここで一人ファンを失ったことを認識して下さい。私もすでに現行のゴジラのファンではありません)