ギドラの巣「新」映像作品掲示板 540849

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劇場版『鬼滅の刃』

1:なんじぇい :

2020/10/29 (Thu) 20:26:43

社会現象と化して現在107億円を売り上げているアニメ映画『劇場版鬼滅の刃ー無限列車編』ですが、2016年の『君の名は。』を超えることはほぼ確実視され、このままでは『千と千尋の神隠し』を越える日本の映画史上最高の興行収入になるという話もあります。
少なくともぶっちぎりの歴代最速で100億円に到達したため、本当に日本史上最大の売り上げになる可能性もあるでしょう。
現在も客足は衰えはさほど見せていません。


「鬼滅の刃」、史上最速10日で興行収入100億円突破 「千と千尋の神隠し」の記録2週間以上塗り替える
https://news.livedoor.com/lite/topics_detail/19117891/


ただ一方で、映画館を『鬼滅の刃』が独占し、他の映画が割りを食っているという話もあります。

「コロナ禍の前から日本の映画界は危機的状況」 偉才・深田晃司監督が本気で語る映画のこれから
https://news.yahoo.co.jp/articles/32a910db6a20334cdadb6d91c18f409257994449

この件に関しては賛否両論があり、「まさしくその通りで、小規模の映画のために映画文化を守るべきだ」と賛成する意見も、「現状鬼滅は完売で入れない人が相次いでいるのでこうなるのもやむなし(つまり需要的にはこれでもまだ足りないらしい……実際私も完売で入れませんでした)、コロナの影響もあり映画館も商売」と反対する意見もあります。


今回の『鬼滅の刃』の超弩級の大ヒットや、映画館のあり方についてどう思われるでしょうか。
2:殿様ギドラ:

2020/10/30 (Fri) 18:53:40

 なんだか大変なことになっているようですね、「鬼滅の刃」。

 ちょっと前から芸能人なんかが騒いでいたので、ざっくりとした設定程度のことは知っていました。
 私の興味を惹く内容でもなかったので、漫画もアニメも見ておらず、チェックリストにも入っていません。
 なので今般の劇場版大ヒットに関してコメントすることが出来ません。
(大ヒットだから見なければ、と言いたいところでもありますが、一本の独立した映画作品ならともかく、長いストーリーの一部のようですから、全体像を把握するためには少なくともTVシリーズを全部見る必要があるでしょう。さすがにそこまでは出来かねます)

 劇場のスクリーンが「鬼滅」で埋まっていることに関しては、
賛成意見にも反対意見にも頷ける点があります。
 要はバランスの問題かと・・。
映画館が生き延びる為には「鬼滅」で稼ぐ必要があるでしょうが、ほかの作品を上映しても経営に差し支えないのであれば、他作品の為にスクリーンを確保すべきでしょう。
という言い方はシネコンにしか通用しないですね。
 廃業寸前の映画館なら「鬼滅」上映でとにかく稼ぐ、でいいんじゃないでしょうか。
 地方の小さな劇場でも上映出来ているならいいんですが。
3:エクセルシオール :

2020/10/31 (Sat) 19:52:28

 『鬼滅の刃』は確かに興味深い話だとは思いますが、結構グロテスクな描写もあるので(忘れられがちだが映画はPG12である)、ここまで大ヒットした要因がイマイチよく分からないところがあります。正直、みんなが「すごいすごい」と言うから付和雷同的にヒットした観も否めません。今回の映画も数あるエピソードの一つであり、管理人さんが仰るようにこれだけでは全体像を把握できないはずなので、なおさらです。

 劇場のスケジュールがやたらと『鬼滅の刃』ばかりになっているのは、いくらなんでもやりすぎの気がします。確かに今は状況が特殊であるためやむを得ない面もありますが、これが一般化するとなると映画のためにはならないでしょう。

 
4:なんじぇい :

2020/10/31 (Sat) 21:36:00

>正直、みんなが「すごいすごい」と言うから付和雷同的にヒットした観も否めません。

社会現象というものはえてしてそういうものだと思います。『アナと雪の女王』や『君の名は。』の時も多かれ少なかれ同じような思いは抱きました。


鑑賞した感想ですが、確かにPG-12ということもありグロはあるのですが、エロがほぼないということでしょうか(原作もグロテスクな描写はあるがエロはほとんどない)。
『鬼滅の刃』は女性にも広く受けており、というより老若男女全てに受けているので、原作でも男向けのエロにほぼ頼らなかったことが功を奏したのかもしれませんね。
5:海軍大臣 :

2020/11/01 (Sun) 22:21:04

私は『鬼滅の刃』は映画もTVシリーズも一切観ていないので、作品を語ることはできませんが、気付いた点があるのでお話しします。

 この作品や、なんじぇいさんが類似例として挙げている『君の名は』について、私の周囲にいる人間に作品としての感想を求めてみると、ほぼ決まって、

「面白いかツマらないかで区別するなら、面白い部類に入るのは間違いないけど、だからといって、ここまでヒットするレベルの内容でもない」

 との答えが返ってきました。
 でも、ここで重要などが、「面白いことは面白いが、物凄い傑作ではない」という部分なのだと思います。
 コアなファンの間だけで取り沙汰される作品は、仮にどんなに劇映画としての完成度が高くても、所詮はカルトムービーの範囲からは抜け出ることが出来ません。
 いわゆる「一見さん」レベルの一般客を取り込めてこそ、記録的とされる特大ヒットに結びつくことになるのでしょうから、友人らの云っていた「さほどのレベルでもない」ことは、寧ろアニメや映画を普段からはあまり見慣れていない世間一般の人たちには「取っ掛りの良さ」として受け取れるのではないでしょうか。

 以前にキネマ旬報だったかで映画『三丁目の夕日』のヒットの要因を分析した評論の中に、

「観客はこの映画を観て泣いたことは覚えていても、果たして自分が泣いた理由についてまでは覚えていない。でも、そうした軽さこそがヒットの要因だったのだ」

 といった論旨がありましたが、作品ヒットの要因は、評論家の人たちの珍重する映画的完成度よりも、判り易さだとか敷居の低さの部分にあることになってしまうのでしょうね。

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